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銀塩日和

フィルム写真と冒険。そしてSDM生活。

PENTAX MX-1を前より少し気に入った話

PENTAX MX MX-1 デジタルカメラ レビュー

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PENTAX MX-1

"チルト液晶のおかげで楽々角度がつけられる"

 

昨日のエントリで「結構好きな使い方が出来るかもしれない」と書いたMX-1。

せっかくなので覚えている内にコイツの好きな部分を書いてみようと思う。

 

まぁ発売から相当たったこのカメラのレビューに1ミリも需要があるとは思えないのですがね。。。

好きなものは人に見せたい物好きの性です。

 

 

1. PENTAX MX-1とは

<スペック>

焦点距離:28 - 112mm

f値:F1.8- F2.5

センサ:1/1.7型 CMOS

有効画素数:約1200万画素

チルト液晶

 

ジャンルで言うと所謂「高級コンデジ」。昨今のスマホのカメラ機能よりももっとハイスペックな層を狙うためのデジカメ。

この層は各社いろいろ出てますが特にセンサが大きい訳でもないこの機種。スペック上の特徴と言えばコンデジにしては明るい大口径レンズ。。。くらいかな。

他社にも同じスペックのカメラがあるからOEMかもね。

 

そして特にコンパクトな訳でもない、、、というかむしろデカい。

ズボンの前ポケットに入らないんです、ホント。仕方がないから眺めのストラップをつけて斜めがけ。

多分GR10の方がコンパクトで手になじむ。

 

【無限の】GR購入【欲望】 - 銀塩日和

 結構GR10をポケットに忍ばせてブラブラすることが多いから、その感覚でMX-1を持って行こうとすると出発5分後に後悔すること間違いなし。

 

 

 

そのサイズを大きくしている原因のうちの一つが多分ね、コイツの先祖。

そう、僕のフィルムの相棒PENTAX MX。

 

PENTAX MX と歩く - 銀塩日和

 名前からもわかるように、MX-1はフィルム時代のフルマニュアル機MXのデザインを受け継いでいる。

無骨な直線主体のボディ、上下に塗装がはがれるほどに味の出る真鍮の外装。

ボディの天板というか軍艦部にはマニュアル機を思い出させる二つのダイヤル。

 

スマートデバイスとは対極にある”カメラっぽさ”を全面に出したデザインがMX-1の一番の特徴じゃないかと思うのです。

 

デカいんだけどさ。

 

 

2. ウエストレベルでスナップが楽しい!

上でデカいデカい言ったのはデザインコンセプトのせいだけじゃなくて「チルト液晶」のせいでもあるのです。

チルト液晶とはその名の通り、傾く液晶。

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上には90°まで傾きます。

僕の持っているほかのデジカメ(GXR、K-01)にはない大きな特徴。

それがコレなのです。

 

 

明るく広角に撮れるレンズと首から下げた長めのストラップ。それをMAX90°まで傾けてウエストレベルでスナップをやるのがまぁ楽しい。

おへその位置で構え、親指でシャッターを押すスタイルで一日通してました。

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僕は180cmで大体アイレベルで撮影するので、数十センチも違うと見え方が違ってきますね。

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この構図の面白さが僕のほかのカメラにはない楽しみです。

発色の癖なんかをとらえられた訳ではないんですが、ウエストレベルの撮影にすっかりハマってしまいました。

 

画の好みとしてはGR10やGXR、MZ-Sみたいにたまにはっとさせられるようなものを撮るカメラが好きなんですが、たまにスナップに行くときに首からぶら下げて行くにはMX-1は良いですね。

もっと仲良くなりたいと思いました。

 

 

3. なんか思いのほか評価が高くなっている


価格.com - デジタルカメラ 満足度ランキング

実は購入してからほとんど使ってなかったのもあって、あまり関心のなかった機種なんですが、価格.comで満足度一位になってました(2014年10月時点)

 

いや、マジかと。

 

ただ、フィルムカメラを常用している人間だからこそ理解できるところもあって、所謂「カメラらしい」部分が所有する喜びを刺激しているんだろうなと。

 

上にも書いた通り、スマホの登場によってデジカメ市場の低価格層はほぼ駆逐された。

画像素子が安くなり、あらゆるデバイスにカメラが搭載されるようになった為に、ただその瞬間を画像に納めるという機能にはもう殆ど値がつかないのかもしれない。

 

そこで「写真を撮る」×「なにか」で新しい価値を作り出そうとしているのが今の低価格帯のデジカメなのだろう。

Wi-Fi通信機能によるSNS連携とかがその例じゃないかと。

 

新しいカメラの使い方を提案するデバイス、それが今のデジカメ市場の大半なのかな。

 

 

 

そんな中でMX-1にそれを期待している人はほぼいないんじゃないかなと思う。

できないもん。そんな奇をてらったこと。

コイツにあるのは多分「写真を撮ることを楽しんでほしい」その一点。

 

さっきの書き方をするなら

「写真を撮る」=「プロセスを楽しむ」

きっとそう考えているに違いない。

 

構図を考えて焦点を合わせて露出を調整する。そうそう、丁寧にちゃんとやってね、そう、ほら、良い画が撮れたじゃん。それって楽しいでしょ?そういうカメラ。

 

そういった意味で"カメラ"を求める人のための純粋なカメラだと思う。

 

 

 

2015/6/29 ちょっと手を加えてみました。

 

ino-null.hatenablog.com