トイカメラのHOLGAレンズでフィルム一眼を遊びつくしたのだよ
PENTAX MX + Holgaレンズ + Lomoクロス
"夢の国に職場のおじさんたちといったんだが。。。夢かうつつか。"
"デジタル一眼をトイカメラにするレンズを、フィルム一眼につけて遊んでみた話。"
どうも、僕です。
日々物欲は尽きないんですが、今年の3月くらいにとあるレンズをポチりました。
それがこちら↓
HOLGA ペンタックス一眼レフカメラ用HOLGAレンズ【HL-P】
- 出版社/メーカー: HOLGA
- メディア: エレクトロニクス
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トイカメラの王様こと"HOLGA"のレンズ部分を一眼レフにつけられるようにしたとってもチープなレンズです。
HOLGA120GCFN ガラスレンズ カラーフィルター内蔵ストロボ付き HOLGA120GCFN
- 出版社/メーカー: ホルガ
- 発売日: 2005/05/15
- メディア: Camera
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ありがたいことにこのレンズのシリーズは有名カメラメーカーのマウントがある程度揃っているようで、僕が使っているPENTAX Kマウントもなんとか。
そのまま3,000円程度ってことで酔った勢いでぽーいと購入。
いやはや、お酒って本当に怖いです。
このことを話したら弊社の前の部署の部長に「お前ストレス溜まってるんだな。。。」と同情されたのはここだけのヒ・ミ・ツ♪
トイカメラらしさを実現したブラックコーナーエフェクト
さてさてそれはそれとして、このレンズはマウントとは別に種類が大きく二つあります。
一つは通常のレンズ。PENTAX用だと"HL-P"という名前になります。
当然固定焦点でズームなど無用。光の差し込む明るさを調整する絞り(F値)すら固定でピント合わせは、なんかカンでやる感じの恐ろしく適当なレンズです。
これが写すとまぁチープ。
ただそれをより"トイカメラらしく"した方のレンズが"HL-P(BC)"という方のレンズです。
このBCとはブラックコーナーエフェクトと意味で、トイカメラにありがちな周辺減光(写真の四隅を暗くする)ことをシュミレートしたレンズなのです。
などと、えらそうにいったものの、別に大掛かりな仕掛けがあるわけでなく、上に書いた通常のレンズをもうちょい暗くする小さい穴の空いた板を貼っているだけの、なんかなーってレンズ。
今回僕が購入したのはBCの方。
(いや、通常版を購入したのになぜかBCが来て、まあいっか。。。って思ってしまっただけなのだけれど)
想定外の使い方をしてみよう
で、このレンズ。こんなチープななりをしててなんとデジタル一眼レフ専用なのです!
と書くと語弊がありそうなので、正確に書くと、センサーサイズがフィルムサイズより一回り小さい[APS-C]センサー搭載のデジタル一眼レフ専用のレンズってことですね。
きっとレンズの穴が小さすぎてセンサーが大きいとちゃんと写らんのだろうなということです。決して電子制御しているとかではない。
僕の持っているカメラの中ではPENTAX K-01がそれに対応します。(ミラーレス一眼なんだけどね)
PENTAX ミラーレス一眼カメラ K-01 ボディ ブラック/ブラック K-01BODY BK/BK
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2012/05/11
- メディア: Camera
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あれ?じゃあフィルムカメラで使ってみたらどうなるの?
ってことで
どーん。
おお、ルックスは良い。正直ディモールト良い。
じゃあ、撮影した画はどうなるかっていうと、この記事のトップみたいになります。。。
忘れた人のためにもう一度、こちらです。
クロスプロセス現像をしているから当然不思議な色味になってはいるんですが、とにかく特徴的なのは写真の端々の影。
いっそケラれてると言ってもいいくらいブラックコーナーエフェクトが仕事してます。少しくらい休めばいいのに。
たぶんクロスプロセスで現像しなかったら成立しなかっただろうな、、、と。
不思議な画にする以外成立のさせかたがわかりません、今回はラッキーパンチですね。
あと、なんか知らんけど、光が入っちゃってて感光しちゃっているものもありました。。。
ザ・トイカメラの失敗写真です。
なんでだろうなぁ、このフィルムの中で光が入っちゃってたのはこの一枚だけなので何故なのかわかりません。
事故か。
正直フィルムカメラで使うのはどうなんだろうなぁではあります。
四隅ケラれまくるし。
ただ、この雰囲気は唯一無二だとは思います。
ま、気分転換ですね。安いし。
こちらからは以上でーす。