銀塩日和

フィルム写真と冒険。そしてSDM生活。

僕が生まれて始めて写真展に参加して思ったことを書き出してみる。

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PENTAX Z-1p + smc PENTAX-FA 77mm F1.8 limited

"今回の僕の展示写真「春」「夏」「秋」「冬」です。"

 

どうも僕です。
このブログでもずっと告知をさせていただいていましたが、
9/4~9/7まで4日間の写真展"アパートメントギャラリー"に参加しました。
実際にご来場いただいた方、また挑戦する、と言う事に対して暖かい声をかけて頂いた方々、本当にありがとうございました。

 

 

 

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写真を撮ることについてちゃんと考えることができたり、他の人のスタイルを勉強できたり、見に来てくれた人からの暖かさでヌクモリティを感じられたり等々。。。

 


結論から言うと本当に参加してよかったと思えるイベントでした。



せっかくなので今日はこの写真展に参加して感じたこと学んだことを書き留めておこうかなと思います。

 

 

 

1. 大きくプリントした写真は魅力的だ。

今回は4枚組みで、2枚はA3サイズ、残りの2枚はそれより一回り小さいA4ワイドサイズにしてパネル加工をしました。
これはポパイカメラでオーダーできる中で1番目と2番目に大きなサイズです。
(当然お店にオーダーです)
大きければ大きいほど加工代はかさむので、初回と言う事もあってまずは大きなサイズで4枚をと言う事にしてみました。

 

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じっくり選んだはずなのに、いざ上がってきた大きい写真をみるとぜんぜん印象が違う!!

とにかく大きくプリントした写真は迫力があります。普段はPC画面で写真をみているわけですから、それと比べた時、こんなにも大きく自分の写真を観ることなんてないのでビックリでしたね。

 

これはやってみないとわからない知見でしたし、観てみないとわからない印象かもしれません。

 

今度も写真をみてもらう時は絶対大きくプリントしたいと思いました。

 


2. 撮って終わりにしないことは大事である。

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この「銀塩日和」からも分かる通り、僕はブログに写真をアップしています。必然、撮影した写真を振り返ったり見返したりするのはブログを書く時になります。

逆に言うと、それだけです。

 

写真を振り返るってことをあまりしませんでした。

 

今回始めて写真展に参加するにあたり、始めて撮った写真からこの前撮ったものまで全ての写真を見返しました。

 

 1年前に撮った写真とか、始めてデジカメで撮った写真とかを振り替えると、「ああ、この時はこう撮ればよかったな」「今ならこう撮るなぁ」なんて思えたり。

なんだったら、「あ、その時は思えなかったけど、この昔撮った写真すきだわ」みたいあ発見もあるのです。

 

自分の成果物が目で見えるものですからね。ただ撮ってそのままにしておくのはもったいない。今回写真展に出すってことで強制的に振り返りをしましたが、たまには写真を眺めて昔のシーンの思い出に耽るのも学びが多いかなと思います。

 

 

3. 写真とネガの整理を普段からしておかないと死ぬ。

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ま、上の2番に関連して、なんですけど。

複数のPCに写真データをぱらぱら保存をすること、ネガフィルムを部屋のあらゆるところに散乱させておくことなんかは、

 

絶対に止めましょう!!!!笑

 

写真選ぶのにえらく時間がかかります。

ネガに埋もれて一晩を半裸で越すことになります。ええ、僕の話です。

まぁそんなにフィルムカメラメインの方っていないと思うので、どちらかというとPCですね。

 

ちゃんと一箇所にまとめて写真を整理しておきましょう!!

元データの管理とバックアップもね!!


4. 「組み写真」を意識すると何倍も魅力的になる。

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"組み写真"という考え方を始めて理解しました。ご存知ですか?組み写真。

「ここに一本の矢がある、一本一本は細く、折れやすくとも〜」みたいなやつです。つまり展示する写真の組み合わせで魅力を引き出すことを言うらしいのです。

 

今回僕が自分が好きな写真をただ上から4枚ピックアップしました。

だから僕の展示した壁からは4枚分の魅力ビームが出ていたことと思います。

 

でも同じ会に展示したベテランさんとかは6枚で30枚分の魅力ビームを出していた人がいたりとか。

その方に聞いてみたら、「この写真は、引き立て役」「この写真がメインの写真だから真ん中」「メインと対比させるために同じ大きさで真下に配置」

おお、役割が決まっている!!

 

ああ、これはこの展示全体が魅力的になるはずだと思いました。たまにストーリーを意識して配置をしたり、プリントの具合を調整したりもしているそうでそれが僕には衝撃でした。

 

だって、これまで一枚一枚としか向き合ったことないですもん。

ガシガシ並べて、全体でどう見えるかなどをきちんと考えたことはあまりないですし。

 

 

見た人にどう感じて欲しくて、どう見せるかは、展示物それぞれの組み合わせで作り上げる。

そのために一枚一枚の役割や配置を考える。

これが大事なんだろうなと思いました。

 


5. 自分のスタイルの読み取れる写真は魅力的だ。

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4番で写真の展示の仕方を聞いてみた人はさらに色々なことを話してくれました。

「自分はこういう写真が好きだ」

「だからこの色が出るこのフィルムが好きだし」

「そういう風に見える展示がしたいからこういう撮影をしている」

 

思わず、ああすごいって思ってしまいました。写真観がすごく説得力のある内容で、それが目の前の作品に表れている。

そしてそれを話している目の前のこの人は本当に楽しそうだ。

 

きっと自分の見えるものに向き合い続けて、自分のスタイルが出来上がったんだろうな、この人は。

だからこの人の見たものは凄く魅力的なんだろうな。と思ってしまいました。

 

自分もこうなりたい。

自分のスタイルみたいなものをきちんと作り上げてみたい。

 

もっと写真を勉強してみたい。

そう思えたのが今回の写真展初参加の一番の収穫でしたね。

 

 

また、色々な人に写真を見てもらえるようなことをしようと思います!

久しぶりのブログ更新終わり!笑

 

 

こちらからは以上でーす!

 

 

 

 

今週のお題「いま学んでみたいこと」

 

 

[以下、テンプレ]--------------------------------------------------

 

「flickr」始めました。(ちゃんと弄り始めました)

たまに更新します。ブログに載せる以外の写真がたまに載っております。

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ぬーんと眺めてやってください。