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銀塩日和

フィルム写真と冒険。そしてSDM生活。

ゆとりが原付で日本縦断した40日目。九州突入!ラーメン三昧×まさかの交通事故×助けと出会い

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とんこつ県はまぁ色々と衝撃だった。人が暖かかったよ。

 

どうも、僕です。

2012年に原付で日本縦断をした旅の記録を振り返るこのシリーズ。とうとう当時更新をしていたニコニコ動画の更新記録を抜くことになった。ここからは防水コンデジWG-1の写真も水没で残っていないし、動画で記録も残していないので、完全に新規の内容になる。ようやく停滞していたものが動くのです。もし当時から僕の諸々を見てくださっている方がいらっしゃるのだとしたら、大変お待たせしました。

 

なお、ここまでの旅の記録は下のまとめ記事参照。

 

ino-null.hatenablog.com

 

 

前の日の晩に滑り込んだネットカフェから飛び出して、この日は何を楽しもうかなんて思案する。ネカフェ泊の日は眠りが浅いので出発が早くなりがちだ。

 

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まずは、九州を反時計回りに迂回しながら鹿児島を目指すことにしよう。すると、この日は福岡観光だ。福岡と言えば。。。ラーメンか笑

 

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どうやらこの日は非常に疲れていたらしい。多分ネカフェ泊が原因なんだろう。ブース席だったので足が伸ばせず、冷たいマットの上で丸まって寝転がってみたのだが、まぁこれが眠れない。このまま走ると事故に遭うことは確実だと本能的に感じたので一度休憩することにした。

 

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なんでよりによってこの休憩方法を選んだんだ当時の僕は。。。どうせ後悔するぞ。。。

 

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ほらぁ、だから言ったじゃん。顔面にタオルを乗せて寝ていたからしっとりした布による息苦しさと全身の寒さでようやく気づいたわ。早速とんこつ県に試されている。

 

 

大都市福岡を食べる。

さて、福岡には期待していたことがある。それはもうすごく短絡的なことで、美味しいとんこつラーメンが食べたい!ということだった。幸いタイムラインには九州出身者がひしめいていたので、美味しいラーメン屋を教えてもらい、お腹のクリアランスが許す限り貪りつくことにした。

 

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浜屋は"元祖"がいくつかあるらしいが、近くに温泉があるところで食べた。どちらかというと長浜系のラーメンにネギをたーんとぶち込んで食べる感じが好きかな。これまで食べたことのなかった新しい発見だったように思う。

雨で濡れまくった体を温めるために、この日の温泉に入ろう。この日の、と言いつつここ3日くらい風呂に入っていない。過去最長かな?

 

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温泉にゆーっくり使って頭が非常にさっぱりした。正味2時間くらい入っていたように思う。覚めた頭で旅を続けよう。この辺り、街を見て回っても原付だと面白くないので、少しづつ西に移動しつつ面白いものを探そうかなと走りだす。

 

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余裕も出てきたのだろう。

 

初めての事故

なんとこの旅最大のピンチである。(正確には二度目。一回目は岩手で崖から落ちたこと)

 

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まぁなんだ、つぶやいた通り、事故ってしまった。不注意で後ろから原付に追突されてしまったのだ。その場で示談の交渉を持ちかけられ、歩みを止めたくないのでそれなりの値段を提示して合意に至り、ハイさようならとなった。破損したのはライトとボディの側面。と言っても側面はただの擦り傷で軽装と言っていいだろう。ただライトはなんとかしたいところ。このままだと固定が出来ない。

 

唖然として事故のあった田んぼの真ん中で立ちすくんでいたら、別の原付の男性が声をかけてくれた。そう、その方こそが上のつぶやきで書いた"優しい方"ことヤスナガさん。一度買い出しで僕の原付を追い抜いて、その後ボックスに描いてある「日本縦断中!!」が気になって引き返してくれたらしい。そこで元気なく立ちすくむ僕を見かけて声をかけてくれたのだ。

 

ヤスナガさんは事情を聞くや否や「近くにウチがあるからとりあえずおいで!応急処置をしよう!」と申し出て下さった。何にも頼れないことでぽかんとしていた僕は、その有り難すぎる申し出に甘えさせてもらうことにし、ヤスナガさんの原付の後を追った。

 

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なかなか写真が残っていないのだけど、ヤスナガさんの原付。声をかけてくださってありがとうございます。

 

家に着くと、奥さんとお子様2名があたたかく迎えてくださった。先ずは傷の手当をしていただけた、そう、あまりにも唖然としていたために僕自身が擦り傷を作っていることに全く気付いていなかったのだ。傷の手当と汚れを簡単に洗ったら、居間へ通していただけた。破損したライトの部分は、幸い外装が割れただけのようなので、テープで固定をしてまた少し走ることができそうだ。とりあえず旅が継続できそうなことがわかってほっとした。ここで気が緩んでようやく傷が痛み出す。どうやらここまでずっと緊張していたみたいだ。

 

緊張が解けたおかげで少し余裕が出てきた。 ヤスナガさんもそれを察してくださったのか、なんでもないような旅の話を振ってくれた。それを皮切りに、僕がこれまで旅をしてきた話、僕の就職活動の話、ヤスナガさんの仕事に対する考え方の話(正直あこがれた)、奥さんのクレイジーな旅の話(アルプスにアドリブで上ったり、チベットでブラブラしたり)を交換し合った。この日はこの瞬間が一番楽しかった。助けていただき、こんなに素敵な時間を過ごさせてもらって感謝しかない。

 

気にはなっていたので、聞いてみた。「どうして僕を拾ってくださったのですか?"日本縦断"の文字を見て引き返してくださったと仰ってましたが...」と。

 

だんなさんがそれに答えてくださった。「いや、奥さんに怒られたんだよね。さっき言ったみたいにクレイジーな奥さんじゃん?一回見かけたときに『なんか"日本縦断"って書いた原付で走ってる子いたよー』って帰って報告したら、『何でそんな面白そうなヤツつれてこなかったんだ!』って怒られたんだよね笑」って。

 

なんだろ、素敵過ぎて笑いながらちょっとうるっと来た。奥さんも結婚前は結構ハデに一人旅をしていたので、面白そうな旅を掲げて進んでる人とは出来る限りで会いたかったらしいのだ。身に余る光栄だし、冗談抜きで人の温かさに触れられた気がした。僕も人との出会いを面白いことが起こるチャンスだと感じたい。

 

 

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最後にご家族皆さんにコメントを書いて頂いた。 

 

 

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この日の写真はこのときのしか残っていないのが少し残念。。。

 

 

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キチンとちっちゃいお姉ちゃんと弟君にも書いてもらった。元気かな。

 

 

夕飯を一緒に食べないか?おごるよ?ラーメンだ。ってお誘いを頂いてしまったのだけど、とにかく胸が一杯に成ってしまい、いえ今日はもう少し走ります。と断ってしまった。このまま優しさに寄りかかってしまっても良かったのだけど、自分で少し前に進みたくなったのだと思う。助けてもらえて素敵な時間をもらえただけで十分だった。

 

このまま少し走って佐賀の道の駅に到着。テントを張って胸が一杯のまま寝ることにした。九州は色々あるなぁ。

 

 

※たしか途中で電池が切れた。