いつでもレトロを撮ってしまう。RICOH GR10で散歩しよう。
散歩の最後は自由が丘であることが多い。現像とかの関係だけど。
どうも、僕です。
久しぶりに写真の、しかもフィルム写真の記事を書いてみようかななんて。
先日僕の最小の相棒GR10をポケットに入れて散歩に行ってきた。グリップ部以外フィルムのパトローネよりも薄いこの相棒は、軽装で歩き回るにはぴったり。装備されている28mm単焦点というレンズ自体も、視点の上下で大きく光景が変わる感覚があって、体を動かして視界を切り取っている感じがいい。
散歩に行ったのは、鎌倉駅周辺。最近何かと海が見たくなったら鎌倉を訪れるようになったのも不思議なのだけど、自分の家から乗り換え一本で行けるのがお気に入りポイントなのかもしれない。あとは静かでぼーっとできる海のスポットが見つかったら尚いっそういいと思う。
撮り方によっては狭く撮れる。これも面白い。
鎌倉という町は歴史的背景もあってどこをどう切り取っても楽しいし、そもそも写真という趣味がなくても歩くのがきっと楽しかったろう。魅力的なお店や見どころをたくさん目にした僕は、さぞ素敵な鎌倉感をフィルムに焼き付けたんだろうな。
牛乳瓶。なお、牛乳は美味しくいただいた。
しかし、現像終わって撮った写真を見るといい意味で期待はずれ。24枚撮りの業務用フィルムに焼きついた9割の写真がなんかレトロなものやどこかレトロな風景を写したもので、歴史や今のカルチャーを感じる鎌倉らしさが現れた写真はほとんどない。
写真を撮っているとその人らしさというか、癖のようなものが出てくるというけれど、これが僕の癖なのだろうか。何か撮ったものがやたらレトロに見える癖か。。。本当にそういう癖があるのだとしたら、それをどう捉えていいかわからないなぁ笑
まぁ自分が楽しめているからいいのかもしれない。
唯一の鎌倉らしさ。
久しぶりに一眼レフ以外のフィルムカメラを使ったことになる。気持ちばかりのファインダーから解き放たれた!と思ってノーファインダーでパシャパシャやってみたけれど、手ぶれもひどいし、そもそもあまり面白い写真が撮れなかった。きっとファインダー覗いて撮った方が僕は好きなんだろうなぁ。
この記事を書き終わって気づいた。まるで写真を撮って、自分の価値観や視点を確認する作業をしているみたいだ。好きなものを再確認できたり、思いがけず発見ができるのだから、好き放題書いているようでなかなかに重要な作業なのかもね。
散歩も、フィルム写真も、カメラも、日記も、それなりに楽しんでます。うん、おすすめ。
こちらからは以上でーす!