ゆとりが原付で日本縦断した47〜52日目。無職になります。鹿児島黒豚×夜行バス博多号×大学卒業
友人シンジローの家からパシャり。
どうも、僕です。
ぬるぬると更新しているこの2012年原付日本縦断振り返りシリーズですが、この日は鹿児島観光からです。前日は熊本~鹿児島を時速30kmでぶらぶらしていましたが、鹿児島の友人の家について一晩お邪魔しました。
なお、ここまでの旅の様子は下記の通りです。
朝、ゆっくり目に起きてお昼前。こんなにだらだらと起きたのも久しぶりだ。僕が無理やり「鹿児島のおいしいものが食べたい」とぐずったので、お昼ご飯を食べに行くことにする。歩いて旅する用の荷物をまとめ、家主シンジローと外へ出た。
原付はシンジローの代わりに鹿児島大学に置かせて頂いた。流石に夏休みなのでガラガラである。
なんと一晩置いただけでシートの上にうっすらと火山灰が。。。さすが鹿児島だぜぇ...
鹿児島は豚です。
そうやって路面電車なりなんなりを乗りついでやってきた『天文館』。ここにシンジローオススメの鹿児島グルメがあるらしい。
「天文館」と書いてある商店街。この中にお目当てのお店がある。
そのお目当てのお店とは...とんかつ!天文館の六白さんにやってきた。
ジューシーなとんかつ!のジューシーさが見える部分は写っていないけどおいしかったんだ。
そうでした。昨晩のラーメンもそうだったけど、鹿児島といえば黒豚でした。ランチ価格ながら肉厚のロースをひたすらほおばり、白飯を口の中にかっ込んだ。ひたすらに満足。
...多分今ならもう少しおいしそうにカツを撮れると思いたい笑
さて、おなかも膨れて時間的にももう午後だ。
出発前に「歩いて旅する用の荷物をまとめ...」と書いたが、その前フリをココで回収しておきたい。というのも、前の晩に鹿児島のシンジローの家でこんな会話があった。
ぼく「シンジローは修士1年か~。研究室忙しいの?」
シンジロー「まぁそれなりかな。いのっちはもう卒業したんだっけ?」
ぼく「いや、まだ学部生だよwww ちょうど5年目になりますwww」
シンジロー「マジかww じゃあ年度末までけっこう自由な時間あるなぁ。」
ぼく「いやいやそれがさ、単位が足りないわけじゃないから秋に卒業しちゃおうと思って笑」
シンジロー「ああ、留学生とかといっしょに?」
ぼく「そうそう笑 だから4.5年生だね。」
シンジロー「秋卒業か~。じゃあ旅が終わったらすぐ卒業?」
※このとき9月です。
ぼく「そうだね~。確か9月の末までには卒業式があるからそこで。。。」
※このとき9月です。
ぼく「...あ~。3日後だな。俺の卒業式。」
東京へ帰るぞ!
そういう事情があって、原付を一旦離れ急遽東京に戻ることにした。別に忘れていたわけじゃないんだ。ただあんまり考えないようにしていたというか...笑 待ってろ、卒業式!
まずは鹿児島中央駅から新幹線で博多を目指す。
「原付野宿の旅しました!」って言う人で道程に新幹線が入る人もそうそういないんじゃないだろうか。
座席ではばっちり写真と旅のデータの整理をする。
そうして博多までやってきた。。。ここからは...バスだ!
そうしてたどり着いた博多ではとりあえずラーメンを食べる。なんでかって?それは博多だからだ。
うん。うまうま。なお、バスの時間が迫っていたため結構急いで食べた。
"博多号"というバスの名前をご存知だろうか。恐らく日本一長距離の深夜バスとして此の世に名をとどろかせる素敵マシンのことである。水曜どうでしょうでは大泉洋の身体をバッキバキにしたことでも有名だ。...なぜこんな説明を突然入れたか。
僕が乗ったバスがそれだからだ。
たしか夕方ごろ。博多でバスに荷物を積み込み、僕も一緒に座席に積み込まれる。まだ少し日が明るい。
はい。急に日が明るくなって新宿に到着。この時点で日が明るいということは夜の暗い間ずっとバスに乗っていたということになる。乗車時間は確か14時間。
14時間もバスの座席で生活をしていたため、大泉洋よろしく僕の身体もバッキバキだ。早々に日吉の家に帰り泥のように眠りに付く。一日寝て過ごし、起きたらすぐに卒業式だ。
ヒゲ、そりました。スーツ着ました。旅、途中です。
馬子にも衣装野郎こと僕が卒業証書を受け取る雄姿。
卒業証書を受け取ったことで僕は晴れて無職になってしまった!これで僕は「無職」「旅人」だ。なんかいいぞ。すごくダメ人間みたいで最高だ。
夜にはとうに卒業した先輩・同期と、危うく一緒に卒業するところだった後輩が飲み会を開いてくれた。
中で1日ほど時間を空けて旅の支度を整える。これはこのとき住んでいた家の近所の空だ。
だんだんと「こんなこと書いていて誰のためになるんだ?」とか思い始めたのだけど、「旅の構成は自由な発想でいいんだ!」ってことを伝えたいみたいなこじ付けにさせて欲しい。どうせ今まで書いてきたものも、なんとなく楽しいを並べて書いているだけなのだし。
東京を再出発するのだけど、それもやはり夜行バス。つまり博多号往復だ。
友人が送り出しに来てくれた。オリゼーをもたせて写真を撮ってみようと思ったら珍妙なポーズをし始めたのでそのまま撮った。なんだこれ。
このバスに揺られて再び14時間ほど時間跳躍をする。起きた時には体はバッキバキだろう。
はい、そんなわけでバッキバキの僕が博多に到着。
博多に来たら...当然これを食べる。行きも食べたからね。ルールだからね。
今回はせっかくなので明太ご飯も追加。とんこつ至高。
鹿児島へは今度はバスですはい。14時間の博多号にプラスしてさらに数時間のドライブ。。。
はい、到着。幾つかの追加装備を着てこんな旅人ルックになった。楽なので今でもたまにこんな格好をしたりする。
シンジローと合流し、まずは銭湯へ向かった。その後夕飯を食べることに。
学生ならではの中華定食。たまにこういうのを食べると落ち着くよね。
マップはこんな感じ。
実際は往復だけど片道だけ。