銀塩日和

フィルム写真と冒険。そしてSDM生活。

【寄稿】SUUMOタウンで学生の時から住んでいる街「日吉」についてフィルム写真と一緒に書かせてもらいました。

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SUUMOでは使えなかった写真を貼っていきます。

どうも、僕です。

本当にありがたいお話なのですが、そうそうたるメンバーが記事を書かれていたSUUMOタウンの街紹介のブログに記事を寄稿させていただきました!なんたる幸運!

 

これです↓

suumo.jp

 

まずお声掛けいただいた時点で、「マジか...!!」と「是非宜しくお願いします!」が同時に口から漏れまして笑 だって本当に素敵な記事を書かれる方がたくさんのメディアですよ!?軽快で珍妙な文章を書いてむふふふとか言っている僕が書いていいのかと思い、SUUMOさんの懐の深さに感動しました。めちゃくちゃお願いしますって言いましたもん笑

「好きな街について書いてください」「いのっちさんの好きなように書いてください」なんて嬉しいオーダーをいただいて、はて...どうしようか、なんて思った3秒後には「日吉について書かせてください」なんて言ってました。やっぱり思い入れがすごく強いんですよね。ぼちぼち人生の1/3くらい住んでいる事になりますから。

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日吉の中央通り。いつもここが賑やかで、駅から出ると「ああ、日吉だなぁ」ってなる。

記事の中でも書いてみたのですが、日吉っていう街はその立地のおかげで本当にいろんな側面があると思うんです。まず駅の立地が東急東横線の渋谷と横浜のちょうど間くらいにあるおかげで、東京と横浜の文化を程よくミックスした感を感じるのです。駅周りは本当にコンパクトにまとまっているのに東京のような盛り盛りのコンテンツがあって、でもそれがただ雑然としていなくて、綺麗にまとまっている。そんなイメージがあります。東急東横線という気持ち雰囲気良さげな電車の沿線にあるのも大きいのでしょうね。だからと言って気取っているかというとそうでもなくて、街に歴史があるおかげで古くからの肝っ玉母ちゃんみたいなお店がそこかしこにあるんですが、それがどれも元気なんですよね。ブコメに書いていただいた方々が、「自分がいた時とは変わったなぁ」なんておっしゃってましたがまさにその通りで、人がやって来ては離れて、来ては離れてを繰り返すのでその世代ごとに街の顔を持っているのでしょう。

その人その人で語る顔が違う街、って言うのは本当に面白いなぁと思います。機会があればいろんな人の見たこの街の話を聞いてみたいですもん。

 

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昔住んでいたアパート。懐かしい。

SUUMOの記事の中では特に(学部)学生の頃の思い出に絞って色々書きましたが、流石に今も住んでいるだけあってまだまだ書きたいことは尽きません。だって本当に暮らしやすいんだもの。ちなみに今日吉に住んでいるのは、会社の通勤に便利なのと、大学院に通っているからですね。(終電気にせず勉強ができるのはありがたいというか、恐ろしいというか笑)

記事中で取り上げた武蔵家は今でもちょくちょく通います。まだまだこの中毒が抜けてないみたいで笑 最近の武蔵家にひとつだけ不満があるとしたら、サービスのお漬け物がキュウリのきゅうちゃんから沢庵に変わったことでしょうか。個人的にはちょっと尖ったキュウリのきゅうちゃんの方が好きだったのですが。。。

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いつものやつ。ラーメン固め濃いめ油普通、中ライスと漬け物。完全に呪文。

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武蔵家の壁。ものすごくチェキが貼ってある(あと女性率が高い)

歴史や、人の入れ替わりを感じる、なんて書きましたが、壁に貼られたチェキがそれを物語ってますね。本当にいろんな人と来ました。もしかしたらこの街においては、街の思い出は人との思い出なのかもしれないです。

 

実はそれ以外にも紹介したかったものは色々あったのですが、全体の収まりも考えてちょっと足りないくらいにしてみました。

 

そういえば、今回は好きにしていいと言っていただけたので、記事に使った写真はフィルムカメラで撮影しました。PENTAXのMZ-Sというカメラです。そのカメラをぶら下げて、平日の定時後に街をぶらぶらしたりしてパシャパシャやっていました。

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夜になると雰囲気がまた変わる。僕はどっちかっていうと夜の顔の方が好きだ。

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僕の生命をつないでくれるスーパー。

フィルムカメラで人様のところに載る記事を書くのだから失敗してはいけない、と思って結構気合いを入れたのですが雨がひたすら続いたりして結構苦戦を強いられました。雨男なんじゃないかと思うくらい笑

ただ撮るのは面白くないだろうと思って、夜の日吉で長時間露光をしてみたり、と色々挑戦もさせていただいて本当にありがたい限りです。

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矢上川の長時間露光。水平をとるのにめちゃくちゃ苦戦した。

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これは、夜の公園のエピソードで使おうかと悩んだカット。

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たまには失敗もしました。フォーカス甘々で水平も取れていないので笑 まぁそういうこともあるよね。

公開当日の今時点ですでに、「とにかく貴重な経験だった」なんて思っているので、自分にとっては相当に楽しいことだったのでしょう。またこんなことができればいいなと本当に思っています。とりあえず今日のところは、いろんな人のコメントを読みながら街と人との関係に思いを馳せながらまたコツコツブログを更新するとします。

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これも没カット。矢上川の人々のシルエット。空の色がすごく印象的だった。

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こんな街なのですよ。また変わっていくと思うけれど。

自分なりに吐き出してみたら記事がだいぶエモくなってしまった感はありますが、それも読んで楽しんでいただければと思います。というか自分が楽しんでいますからね、楽しいことはいいことだ。

該当の記事を読んでいただけた方はありがとうございました!まだ読んでない方は是非!僕はひたすら楽しかったです、ありがとうございました!