温泉に浸けて現像するカメラがあったら楽しくないだろうか。
どうも、僕です。
通っている大学院の修士研究もいよいよ佳境に入ってきている昨今。現実逃避とシェイプアップのためにロードバイクに投資をしてみたりといろいろしていますが、今回はべつの話です。
というのも、今大学院で勉強しているのはシステムズエンジニアリングとデザインシンキングを活用した方法論の研究。特に新規事業創出のための方法論をテーマにしていたりするのですよ。今回はそんなノリで、学校の先輩や後輩たちとアイデアコンテストに応募してみることにしたのでした。
WonderFLY-ANA Crowdfunding
ぼくらが応募したのは航空会社であるANAが主催するWonderFLYというコンテスト。航空会社がなんでアイデアコンテストを主催するねんとか、じゃあテーマ的には旅行とか、飛行機とかそういうのを意識した方がいいのとか、いろいろ疑問が湧いてしまったり、いらぬ勘ぐりをしてしまったりするのだけど、どうやらそういうのは全くないらしいとのこと。そんなら自由にできますねってことでこれまでの入賞アイデアをザーッと見てみたり。
ルールとしては毎回のコンテストごとに別のテーマが掲げられて、それにあった新しいアイデアを投稿してきなさいとのこと。ちなみにこれまでのテーマは"あなたの日常に防災をプラスする"や"家で、外で、日本酒をもっと"などなど本当に多種多様で考えのあるものばかり。こりゃ腕の見せ所とばかりに今回のテーマを確認してみる。
"「温泉」の新しい楽しみ方"
ほう、温泉とな。なるなる。テーマに詳しいかどうかは置いておいて、こちとら温泉大好き人間だからばっちこいですよ。しかも別にビジネスコンテストではないから今の時点ではマネタイズとかはいいのね、なるほど。そしたらこれはあれはどうかねなんてメンバーでぬるぬると新規アイデア発想やアイデア検討、価値連鎖の設計から、アイデアのコアになるプロダクトの設計(ラフ)までを2週間くらいでザーッと進めて、 僕らなりの新しいアイデアを作り出してサクッと提出!
で、一週間くらいたったらなんとファイナリストに残っているではないの!ほほほやったねってことでぜひ僕らのアイデアを見て欲しいななんて思ってるわけです。
湯色写真機(ゆいろかめら)
僕らのアイデアは湯色写真機(ゆいろかめら)。ポラロイドみたいに撮影した写真をその場で出力して、温泉につけることで写真を現像するというもの。温泉の泉質ごとに含まれる金属イオン(もしくはph)に反応してインクの色変化して、画が浮き上がってくるというしくみ。
普段温泉の泉質なんて全く意識をしない人たちにとって、温泉のお湯は色のついたお湯でしかないらしいのだけど、それをもっと「特別なお湯」「魔法のお湯」みたいに感じるにはどうすればいいんだろう、どうやったら実感を持って感じられるんだろう...なんてことを考えてみました。
旅先での思い出を、温泉成分の力を使って形にし、形ある思い出として持ち帰ってもらう。そんな感じのことを実現できるアイデアなのかなと思っています。この写真の力で温泉旅行をもっと楽しんでくれたらいいなぁと。
ファイナリストに選ばれたアイデアはwebによる一般投票での審査に進むことになります。ここまできたら社会実装してみたい!...ので、欠片でも「いいじゃん」って思っていただけたら投票いただけると嬉しいなと。...というかWonderFLYに新しくアカウントを作らなければいけなかったりして少々面倒ですが、何卒お願いします!
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湯色写真機(ゆいろカメラ) | WonderFLY-ANA Crowdfunding-