使い捨てカメラがゲレンデでは有効なのかを試してみた【後編】
"パンフォーカスということもあり結構奥までくっきり写ってる。ゲレンデはみんなウェアが鮮やかでいいね。"
どうも僕です。
もうなんやかんやで春ですが、まだまだ冬の写真が残っているので今年の冬のまとめとして、スノボをしながら「防水使い捨てカメラ」を使用して撮影した写真をまとめます。
前回のエントリはこちら。
使い捨てカメラがゲレンデでは有効なのかを試してみた 【前編】 - 銀塩日和
1. 今年使ったカメラはこいつら
今年使ったのは下の2機種です。
FUJIFILM レンズ付フイルム フジカラー 写ルンです 防水タイプ 27枚撮り LF N-WP3 27SH 1
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: Camera
- 購入: 7人 クリック: 24回
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どちらも27枚撮りパンフォーカスで防水カバーに包まれた使い捨てカメラですね。
どちらも1000円でお釣りがくる価格なので、1シーズンで考えると雪山で使うためにデジカメを購入するよりははるかにお安くなってます。
この値段を見てしまうと、ダイビングをするわけでもないですし、普段のカメラの使い方だと防水機能は大して重要ではないので、普段使いのデジカメに防水コンデジを買い増しだったらそこまでコスパがいいようには思えません。
2. じゃあ実際の写りはどうなのよ?
安いのはわかったと。そりゃそうです、使い捨てカメラですから。
でも写りが良くないと使う気にはなりませんよね。じゃあこの二つの写りはどうなのよ、と。
それが今年の実験の目的ですしね。
これはもう実際に作例を見てもらったほうがいいでしょう。
どちらも晴れの日に撮影しました。
Kodak レンズ付きフィルム
まずはKodakの方から。
所感としては空の晴れに青が強く反応する感じがあります。すごく青が濃いですし。
レンズ周辺の描写は少し甘くなるようです。このあたりは仕方ないですね。
この鮮やかな感じはかなり好きです。
FUJIFILM 写ルンです
つぎにFUJIです。
こちらはKodakと比べて結構落ち着いた色になりますね。自然に見えます。
Kodakもそうだったんですが使い捨てカメラはなんとなくレトロに見えますね。FUjiの方は色が落ち着いている分だけ一層その感じはあります。
周辺の描写の甘さはこちらもあるようです(むしろFUJIの方がある?)
3. 使い勝手はどうなのよ?
なお、撮影しているときの使い勝手ですが、シャッターレバーが樹脂で一体化している分だけKodakのほうが幾分かシャッターが押しづらいです。幾分ていうか結構。
それに比べて商品写真からもわかりますがFUJIの方はシャッターが別パーツで稼働式なのでスノボのグローブを着けていてもかなり押しやすく感じました。
ただ、FUJIはその押しやすさから滑りながらノーファインダーで撮影をパシャパシャやったんで、かなり注意不足で指の写りこみが多かったです。反省。
上の写真みたいに画の半分が指に。。。笑
押しやすいのも考えものですね。
4.まとめ
さて、今回は「銀塩日和」の名に恥じないよう、使い捨てカメラのが2015年でも現役で使えるかをゲレンデで試してみました。
それぞれ独特なフィルムらしい写りをするものの、いい雰囲気の画を撮れるようです。
さすがにデジカメのようにズームをしたりギラギラの鮮やかな写りをしたりというのは無理ですが、お手軽に柔らかい雰囲気の写真を撮るにはベストチョイスかもしれません。
個人的にはKodakの写りが好きですね。
来年も使うかもしれません。