早朝寄席は最高に気軽な娯楽。またすぐ行こうと思っている。
PENTAX MX + smc PENTAX-M 55mm F1.8
"50mmのレンズで撮るものではなかったなぁと反省している。"
全部写真選んだ後に今日の写真クオリティの低さに絶望しました。そういう日もあるんだなと。
どうも、僕です。
寄席がね、突然見てみたくなりまして。行ってしまったって話なんすわ。
そもそもね、面白い話が大好きなんです。面白いラジオが大好きなんです。
特にデジタルのラジオ。アーカイブで配信時間を気にせずに聴けますしね。
だから面白い話をするラジオパーソナリティが大好きなんです本当。
頭キレッキレで、なんでこんなスピード感で面白い返しができるんだろうとずっと思って、いいなーそんな感じになりたいなぁって。
ベタベタですが、「TMR西川貴教」「伊集院光」「鷲崎健」「杉田智和」「ちょっとお時間よろしいですか」の単語があればまず面白いだろうと思って毎日過ごしています。
で、落語の話。
上で挙げた伊集院さんとかは間違いなく落語の人ですし、鷲崎さんも随分前から落語を聞いていますと発言されてたので、「落語に面白いなにかがあるんじゃないか」と。
そこから一時期落語のCDをレンタルして通勤時間に聞いていたんですが、、、知ってます?あのCDってひとネタ50分の噺とかあるんですけど、、、僕の通勤時間40分なんですよね。。。
オチだけ聞けない悲劇!!!
ああ、もういいわ、なら乗り込んで聞いたるわ!!
。。。おお、大人2,800円でございますか。私今ちょっと懐事情が極寒なので、、、ちょっと再考、、、ん?500円で聴けるものがある?
そう、早朝寄席なるものが500円で聴けるというのです。
そもそも早朝寄席というのは上野鈴本演芸場で「二つ目」の噺家さんが行う練習の場ということで毎週日曜午前10時から行われている「勉強会」。
勉強会というものの500円で入場してお噺が聴けるということで、僕みたいな落語初心者には丁度いい!だって2,800円を朝がた失うっていうのはね!お金がある時ならね!いいけどね!
はい、やってきました上野鈴本演芸場。上野ってほどんど来たことがないのでなかなか迷いそうでした。いろいろ遊べるところもありそうなんで今度また来てみよう。
普通のビルの並びの中にふっつーにあります。演芸場。こんなかんじなんですね。
写真の話をするなら、絶望的に曇りでコントラストがまったく上がらず、発色も残念な写真になりました。デジカメならカメラ内でちょっとビビット目にしようとかするんですが、、、フィルムだし、カラーネガだし、、、PCで調整もいいやっておもってそのままです。ちょっと気に入らない写真に。
9:30位につけばいいかなと、思いつつ、9:20には演芸場の前についたらすでに結構並んでまして、おお結構人気あるのね。
あれよあれよと入場。演芸場に入る時に500円を払います。
ホール自体はそこそこの広さなんですが、前にどんどん人があつまります。
席の勾配もそんなに急でないですし、そもそも、一人の座った人間の動きを見るわけですから迷わず前方中央がお得そうですね。
なお、ここで写真がぼけております。
だって薄暗いんですもん。室内ですもん。仕方ないからしぼり前回です。F1.8のレンズの絞り開放なんて被写界深度うすうすです。ピントなんぞ合いません。
〜寄席開幕して終了〜
いやぁ最高に楽しかった。笑った笑った。
面白い話ってすごい!全ての高座に見入ってしまいました。所作が、表情が、声がどんどん僕を話の中に引き込んでいきます。
面白い話って話だけじゃないんだ。その場が面白い空間なんですね。
確かに一部古典というか昔の生活についての知識が必要かと思うところはあるものの、前提知識はほぼなくすっと物語が入ってきます。
めちゃくちゃ敷居が高いものかというとまったくそうでなく、肩肘はらないゆるい空間でした。そうですよね、大衆娯楽ですし。あったかいコーヒーと羊羹を持ち込んでぬくぬくしながら楽しんでました。
それにしてもお話を聞けば聞くほど当時の「馬鹿馬鹿しいお話」っていうのは深い世界ですね。その世界観というか、雰囲気が本当に心地よくてもっと知りたいと思い、最近落語とか江戸時代とかの本を読みあさっております。
わっしーがハマるのもわかりますこれ。
なんの事前調査もせずに足を運びましたが、たった500円で4人の高座を聴くことができるなんて、すごくお得です。
そしてお腹から笑って演芸場を出ると大体11:30。
おお、日曜日これからじゃないか。
気持ち晴れ晴れのままその日はどこぞへ遊びに向かいました。
これはハマりそうです。
またすぐ行こう!