銀塩日和

フィルム写真と冒険。そしてSDM生活。

花火を写すのに全力で挫折した話。土浦花火大会から花火撮影について反省してみた

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PENTAX K-S1 + fish-eye Takumar 17mm F4


どうも、僕です。
前々から思っていたんですが、夜間の撮影って本当に苦手です。

原付一人旅の時も、野宿した山の上に広がる綺麗な星を撮ろうとして、道具と知識が足りなくて挫折。
夜の散歩は明るい単焦点で挑んでも結構手振れでブレブレ。
夜景の撮影は貧弱な三脚でブレまくった上にレリーズケーブルが無かったりして、これまたブレブレ。
スーパームーンだ!ってそれを上手いこと撮れる焦点距離のレンズも持ち合わせておらず、「なんか明るい点があるよね。あ、コレ月なの?」って具合。

とにかく、夜になるとシャッターを切ることに大分臆病になってきます。どうせ失敗するだろう、みたいな。

ましてや炎が動きまくる花火なんて難易度が高すぎやしませんか?と思うのです。


 

 

土浦全国花火競技大会に行ってきたよ

さて、会社同期に誘われて、「土浦花火大会」に行ってきました。

正直誘われたときは「ハァ?土浦!?嫌だよ、遠いじゃん」って即答してしまいましたが、いざ行ってみると規模も迫力も段違いで、「これこそが花火大会か...!!」
ってなりました。

www.tsuchiura-hanabi.jp




どうやらこの花火大会は、いわゆるお祭りとしての花火大会でなく、本当の意味での大会であるとのこと。
つまり、日本中の花火師が己の想像力と技術力を競い合うガチンコの大会がこの「土浦全国花火競技大会」なのです。

こんな主旨で行われるイベントなので、運営や進行もどことなく競技じみていて
「それでは、競技開催の前に、花火のご紹介をさせていただきます。~只今打ちあがりました花火は、○○という名称で、古くは江戸時代のころから~」

なんて具合で、先ずはルールや、評価のポイント、基本的は花火の紹介などが入ったと思ったら、
「続きまして、開催にあたり、評価基準の花火を打ち上げます」
「ドーン!」
「只今の花火は72点。本日は、この点数が評価の基準になります。」

みたいに、あくまでこのイベントは競技なんだと感じるポイントが盛りだくさん。


僕らは土浦に13時半には到着し、河原に何とか場所を確保できましたが、到着した時点でちょっと引くくらい駅~会場周辺は混雑していました。



打ち上げ位置に近い場所を確保できたのが大きいのですが、花火はまさしく大迫力!

写真も撮っていて楽しくなります。

 

 

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※fish-eye Takumarの内臓フィルターがずっとオレンジのままになっていることに気づかなくて花火が全て橙色になってしまった。。。

 

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どうでしょう、、、個人的にはなんかピンときてませんが笑



花火写真を撮ってみて思ったこと

ブレ防止策は必須!(三脚/レリーズor リモート)

ただでさえ暗い夜の撮影でロングシャッターを切ってるので、ちょっとした振動でも花火の光線に影響します。

 

一般的に花火撮影や夜景撮影にはしっかりした三脚を準備して、シャッターを押す時の勢いでぶれないようにレリーズケーブルか、リモートでシャッターを切れるような道具を使ってカメラにできる限り触らないようにして撮影するそうです。

 

じゃあ僕はというと、GXR時代から使っていたコンパクトで貧弱な三脚(ブレブレになる)とリモート用の道具は持っていなかったので、タイマー機能でどうにかごまかしつつ、、、って感じでどうにか乗り切ろうとしてました。

この装備、携帯には便利なんですがね。

 

 

今後もしいろいろなシーンで撮影をすることになるとしたら、しっかりとした三脚は一つ持っていたいなぁと思うばかりです。

しっかりした三脚が一つあればフィルムカメラでも撮影の幅が広がりますからね。

あと、リモートに関してはPENTAXではWi-Fiスマホからシャッターを切れるSDカードが出ていましたね。思いの外高かったのでそれに手を出すか否か。。。こちらも悩みどころ。

 

 


構図の調整ができるレンズの準備を!

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正直花火大会に普通に楽しみに行くとして、よっぽど早くから場所取りをしていない限り、思い通りの場所でカメラを構えることなんてできません。
どこも人がいっぱいですからね。

 

そうなった時に、ある程度どの位置からでも撮影ができるような焦点距離のレンズを揃えておく必要があります。

便利ズームなら、土壇場でのその調整が楽でしょうし、僕みたいな単焦点バカは数本レンズを持っていけば事足りるとおもいます。

今回は17mm(魚眼)、35mm、50mm、77mmの4本を持ち出して撮影に挑みました。

結果打ち上げ場所のなかなか近くに位置取ることができたので一番広角の17mm魚眼レンズで撮影することになりました。

 

それでも写真から花火がはみ出したりしてるんですがね笑

 

 

 

とりあえずこの辺をきっちり準備しなおしてからもう一度花火の撮影をしてみたいなぁ。

 

結論

花火を綺麗に撮影するには、
・花火の撮影の知識
・しっかりとした道具
が必要だということ。

 

あと、土浦の全国花火競技大会は凄まじい!!

 

 

 

もう今年は花火を見ることもないでしょうし、今年はここまで。

来年はリベンジの予定!

こちらからは以上でーす!

 

 

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