ゆとりが原付で日本縦断した44日目。阿蘇はバイクが楽しい!阿蘇山×最高のツーリング×熊本夜散歩
朝の様子。旅中はだいたいこんな感じで野営していた。
どうも、僕です。
どうでもいいことですが、これを更新している今、仕事が夏休みに入ったので挑戦したかったことや、学業のことに時間をたっぷり使えて気分がウキウキです。
さて、こちらはこちらでゴールまで突っ走りたい、2012年の原付日本縦断の旅振り返りシリーズ。前日は長崎から福岡まで戻ってきたので、そこから南下して熊本を目指します。なお、ここまでの旅の様子はこちらのまとめ記事参照で。
この日起きたのは熊本にほど近い福岡県の道の駅。なにせ前日から楽しみで胸がドキドキだったので、なんと朝起きたのは日が昇る前。そこからのそのそと出発準備を整えてひたすらに南下をしていく。そう、目指すは九州の阿蘇。阿蘇山ツーリングがこの日の目的だ。なにせツーリングがメインの日なんて北海道以来なので気持ちが盛り上がって仕方ない。こちとら50ccなのに笑
じわりじわりと坂を登っていくといつの間にかお昼前には山についていた。どこからどこまでが阿蘇山かまったくわからなかったが、どうやらこの辺りが阿蘇山らしい。。。おお、広いぞ高いぞ大きいぞ。
この辺りからGXRのカスタムイメージを変えることを覚え始める。まず設定したのは"ビビット"だ。
先に見えるは展望台。その先にはきっとカルデラ的なやつ。
手近にあった展望台からまずは阿蘇山のカルデラの姿を眺めてみよう。
周りはこんな感じの山?に囲まれていた。今から僕はこの上を50ccで走るのだ。
この頃からだんだんとぼかし方もわかってきた。
手前の緑がすごく鮮やかだった。雲の上は夏の空なのだ。
おお、まだ午前中は気持ち曇っていいたせいか遠くまで見通すことができないが、すごく壮大な景色が広がってる!!この街を覆う周囲の山々が全て阿蘇の火口なのかどうなのか、カルデラについて知識がほぼ無い僕にはわからなかったが、どっちにしろこれは僕が原付で走っていい道だってことは確かだ。いいね、なんかアクティブだね、今日は。
愉快にこれから走り回るとして、お腹に何か入れたいなということになった。僕の脳内会議で即決だった。ご飯を食べよう、そうしましょう。ここの近くには、以前お知り合いになった旅人のゆーだいさんおすすめの"バイク丼"なるものがあるらしいので行ってみよう。
倍喰丼...おう。。。そう書くのか笑
数量限定ですが、なんとかありつけました。
これ本当に美味しかったなぁ。関東で食べられないかなぁ。
みよ、この迫力の赤身!野生の味がする。
結論から言おう、最高に美味しかった。お肉はこれでもかってくらい柔らかくて、ご飯と一緒に口に放り込んだ瞬間に濃厚なタレの旨味が口の中に広がる最高の体験。今でも旅の中の美味しかったものランキング上位に常にある思い出の食べ物だ。
お腹がいっぱいになったらいろんなライダーさんと交流をしながらいよいよ阿蘇ツーリングと洒落込む。気がつけば雲のもやは晴れて天気は最高の状態になっていた。ここからはその時の写真中心に貼っていくので、時速30kmでゆっくりと流れる阿蘇の風景を是非お楽しみいただきたい。
声をかけてくれたツーリングおじさん。
道はずっと続いているし、雲はそれを素敵な風景にしてくれている。
そういえばここはすごく高いところなのだった。
木の柵が日本じゃ無いような雰囲気にしてくれる。
空が高い。そんでもって広い。雲も届かないような高さだ。
こんな冗談みたいなプレートをつけて走っていた。
謎の爽やか感。僕です。爽やかなの僕です。
今一度相棒の様子をパシャり。
飛行機雲だ。(地べたに寝そべりながら撮っている)
火口に行くまでには博物館などの施設もあって飽きない。
こちらが火口付近。ゴロゴロしている。
予報通り、ガスが出ていて火口の中の姿を見ることは残念ながらできなかった。
はいヒゲピース。
どうだろうか。もうなんか最高じゃないだろうか。よく、「日本縦断したならどこが一番良かった?」と聞かれるが、原付で走って風景を楽しむなら僕は阿蘇が一番良かったと迷わず答える。そのくらいこの日の体験は最高だった。
さて、気がつけばすでに辺りは暗くなり始めていて、僕も夜を越すために宿に向かわなければいけない。幸いなことにこの日は熊本市内のゲストハウスに宿を取れたので、そちらへ向かうことにする。火口付近で出会った、ふもとから原付できたというライダーさんに熊本市内まで案内をしてもらうことになった。
この日のゲストハウスはなんかオシャレでした。
こちらにチェックインした時に、なんかどこかで見たことのある人がいるなぁなんて思っていたら、数日前に長崎のゲストハウスで会った旅人さんだった!せっかくなので再開を祝って熊本の夜の街に繰り出し、馬刺しを肴に二人でしこたま焼酎を飲んだ。こういう体験を思い返すと、旅を続ければ続けるほど、その先で出会う人との楽しい関わりかたが身についてきているようで嬉しくて仕方ない。なお、がっつり二日酔いになって次の日ものすごく後悔をした。
遠くに見えるは熊本城。
和式の雑魚寝だった。この方が疲れが取れたりもする。
翌日は熊本市内観光だ。