ゆとりが原付で日本縦断した58日目。1日ずっとチルアウト A&W×ちゅらさん的散歩×那覇飲み歩き
沖縄のゲストハウスでの朝。穏やかで柔らかい朝が大好きだ。
どうも、僕です。
例のごとく時間が空いてしまいました。言い訳ですけど、ちょっと更新頻度が学校プロジェクトの忙しさに振られるんですよね。うん、よろしくない。ただ、そっちで経験したものもものすごく価値のあることだったので、そっちは別で書きます。
さて、旅の振り返りの方はぼちぼち沖縄後編ですね。あと数日で沖縄脱出になってしまいますが、その数日を死ぬほどエンジョイしましたよって記事です。いつもの通り、初見の方は下の記事から読んでいただけると背景がわかるかなと思います。
さて、ここから本文。
さて、この日はゲストハウス「ラブピ」で起床。沖縄市のフルパワーの朝日に起こされてぼーっと頭のOSが起動した。いつも旅の中ではテントから這い出したら即出発の準備をして走りだすのだけど、たまには朝にあたりをぶらついてみようか。ゲストハウスの探検にかこつけて、ぶらぶら散歩をしてみた。
いかにも沖縄らしい雰囲気。好き。
外にでられる道を見つけた。どうやらこのゲストハウスには屋上があるらしいので登ってみよう。
この階段の色も淡くて素敵。なかなか本州じゃ見ないよね。
ザ・沖縄の街の中。
登ってみたら何てことはない沖縄の街がみえるのだった。...いやいや、なんてことないなんてとんでもない。普段神奈川の東急線沿線でせこせこ暮らしていた人間からしたらチルアウトでいっぱいですわほんと。
正味一時間ほど屋上でぼーとしてみて、「さて、ぼちぼち先にすすむかな」なんて気持ちに自然に切り替わるのを待ってみた。うん、行こう。
ラブピのオーナーさんにはめちゃくちゃお世話になったので、コメントを書いてもらった。
書いてもたった言葉はカイジOPだった。。。
宿を飛び出して、街中を気ままにぶらぶら南下する。だんだんと車も増えてきたけれど、まだまだ体感時間の流れがゆっくりでいい感じだ。午前は実際ほぼほぼ移動につかてしまった。このころになるとさすがに慣れてきているけど、午前3時間くらい原付で走りっぱなしに成るとお腹がへるのです。何が書きたいかというとお昼を食べましたってことです。
このへんでも沖縄らしいお昼ご飯がたべたいと思って走っていたのだけど、さすがに沖縄滞在が数日になると沖縄そばとかチャンプルーとかの僕の浅い沖縄知識の中に入っている食べたいものはあらかた食べきってしまった。何食べようかなー。
そんな中でドライブスルー感のあるファストフード店を発見!
「A&W」...ああなんか見たことある!これって沖縄にあるお店だったのか!
"走る無知"こと僕の記憶の中にあるA&Wはルートビアの缶に書いてあるロゴだったのだけど、ハンバーガー屋さんだったのね。これ写真を見てもらうとわかるのだけど、ポテトがストレートじゃなくてくるくるしてるのですよ。これがものすごく香ばしくて美味しい。個人の主観だけどハンバーガーって旅の食べ物って感じがする。
お腹を空かせてまで移動距離を稼いだのは理由がある。この日はものすごく天気が良かったので、海やら町やらを徒歩で散歩したかったのだ。幾つか散歩すぽっとにあたりをつけてそこまでやってきた。
まずは海だ。青いぞ!...もう青すぎてよく分からないのだけど、これは青って呼んでいいのか?
相棒は駐車場に放置!
どうっすか。青ですよ。なんかガリガリ君みたいな色をしている。
やってきたのはとある海岸。以前も実は旅行で来たことがあったのだけど、ここを一人で歩いてみたいと思っていたのだった。右手にはカメラ、真上には夏の空。夏の空が映る海の傍を自分のペースで好きに歩く。
こうやって見ると弾力のありそうな浮かんでいる。
その辺の岩に座ってぼーっと。この日ぼーっとしてばっかりな気がする。
だいたいこのあたりでこの日の目的が決まってきた。そう、「時速30kmでぶらついてチルアウトする」みたいな感じだ。沖縄下半分のチルアウトスポットを回っていこう。
そんなわけで次の場所へやってきた。
またまた相棒を駐車。ちょっとまっててくれよ。
ベタですが。城です。
完全にベタベタであるのだけど、首里城にやってきた。もう沖縄観光をする人間は大抵一回は行ったことがある超メジャーな観光スポットである。ぶっちゃけ人が多すぎてチルアウトどころじゃない。チルアウトどころじゃないけどとりあえず中を見ておく。
カップルやご夫婦がオーラを発している。。。負けるなシングル。
こちらもまだ外観。ていうか中の写真は取り忘れましてw
お城の本丸的な建物よりも石垣や石畳の道の方がテンションが上がってしまう。
もう正直なところを言ってしまおう。実は首里城にきたのはお城が目的じゃあなかったのだ。昨晩知り合ったアメリカ人のノアに聞いた素敵な散歩ロードが首里城の周りにあるらしい、そっちの方が僕のお目当てだった。
気ままに散歩する様子を写真とともに是非楽しんでいただきたい。
このあたりから路地の雰囲気が変わる。急に人のガヤガヤが少なくなったぞ。
そう、この素敵な路地は石畳なのですよ。
絶妙な下り坂を鼻歌歌いながらほいほい下っていく。楽しい。
探してみたら、路地の端っこに季節遅れのハイビスカスが。
道端の案内板に沿って歩いていたら、ものすごい寿命の木が。杉だっけ?忘れてしまったw
忘れてしまったけど、一応触っておく。ご利益がありそうだからね。それにしても静かな森林は本当にいい。
もう少し歩き進むとまた石畳が。この屋根瓦も沖縄感。
途中に現れるここは朝ドラ「ちゅらさん」のモデルになった家。どうりで外観に見覚えがあると思った!(僕の脳内沖縄は完全にちゅらさんによってつくられた)
石畳散歩の最高な点は、超ローアングルがめちゃくちゃ楽しいということだ。
まだ撮りたい写真が全くコントロールできなかった頃。それでもおお!って思ったんだけどw
それでも木漏れ日が素敵で一歩一歩楽しんで歩いた。贅沢な散歩思うホント。
と、今日のお散歩アクティビティはここまでだ。日も落ちてきたし、何より次の日のことを考えるとこの日のうちに那覇市街の宿に着いておきたい。原付を走らせて国際通り付近の宿へ向かう。
市街はやっぱり雰囲気が違う。沖縄とはいえ街中は関東のふんいきと変わらないかもしれない。
本日のお宿、ゲストハウス「空ハウス」だ。なんかクレイジーな看板が置いてある。
宿に到着して荷物を下ろした。このまま寝てしまってもいいのだけど。市街の夜も久しぶりだし外へ繰り出そう。そう思って簡単に荷造りをして宿から出ようとしたら同じように飲みに行こうとしている宿泊者のおじさんを発見、ちょっと話して意気投合してしまったので、おじさんと二人夜の街をぶらぶらすることにした。
たまたまピンボケで撮れてしまったけど、モザイク処理がいらないので楽である。
特に目的もなくぶらぶらして、なんでもいい、とにかく泡盛を飲もうという話になった。ので一番初めに目に入ったお店へ。
おじさんとは、旅の話、おじさんの娘さんの話、僕の将来の夢の話など、何故か熱い話になってしまった。
軽く酔ってふらふらっと宿に戻る。戻ると宿泊者が増えていた。うん。飲み会第二弾だ。
各々持ち寄ったお土産を肴にお酒を飲み合う会。いろんな種類の人が集まるのがとにかく楽しい。
そんな感じで朝から晩までリラックスしてチルアウトし続けた1日だった。沖縄でこんなゆっくりした時間を過ごせるのは多分この日が最後だったのだ。次の日はいよいよ沖縄最終日!