好きなものの話 〜Pentax MX の素敵な5つのこと〜
iPhone 5S の残念画質
気持ちがわーってなってもうひと記事書いてしまった。
どちらかというとこういうガジェットとかモノの好きで素敵なところをつらつら書く方が好きだったりする。
せっかくだから書いてしまおう。
今回は自分のカメラで一番新参なコイツ。PENTAX MX。
PENTAX MXとはさかのぼって30年くらい前に当時の旭光学という会社が世にはなったフルマニュアルのフィルム一眼レフ。
ここで言うフルマニュアルとは、自動露出、オートフォーカスの備わっていないカメラのこと。
使い始めてもうすぐ一ヶ月。
ここでは気に入り始めこのカメラの素敵な特徴について書いてみようと思うのです。
1) とにかく小さい
言うなればミニマル。
当時オリンパスの小型一眼レフに対抗して発売されたこのMXはおそらく僕の持っているミラーレス一眼と比べて何ら遜色ないコンパクトさを誇る。というか同じKマウントのPENTAX K-01よりは明らかに小さい。
ここまで小さいと、普段ぶら下げながら歩いても割と気にならないし、鞄に入れて違和感なく持ち歩ける。
実際、メッセンジャーバッグにポンと放り込んで持ち歩いている。楽。
2)デザインが無骨でクール
この世に生まれたのは僕より先輩なこのカメラ。本当にかっこいい。
現在店頭にならんでる各社の一眼レフ(デジタル)よりもこちらの方がかっこいい。
現代にも通用するのか。。。
ボディ周りの直線を強調された面取り、密集した軍艦部のダイヤル。
特にお気に入りなのはペンタプリズム部頂点から雫のように曲線が降りたマウント部。
あくまで角張ったこのデザインは工業的な美しさを感じるっていうか好きすぎてヤバい。
3)現行品とレンズの互換性がある
購入したときに標準マニュアルレンズがセットでついてきた。
僕はコレとは別にKマウントカメラとしてデジタルのミラーレスでPENTAX K-01を持っているので、MXのレンズをK-01で使うこともできる。
まぁ、もうちょっといろいろ試しながら使いどころは見極めていきたいんだけれど。
こんな変なカメラもあるのです。
4)ファインダーが広い
これは驚いた、本当。
カメラ経験の浅い僕が今までのぞいたことのあるファインダーは、Canon EOS X7, RICOH GXR, PENTAX K-30, くらいかと、そのどれと比べても、ダントツで広くて見やすい。
まだまだ腕が未熟ではあるものの、ピントの山もつかみやすいように思う。
というかのぞいていて楽しい。フィルム巻いてなくてものぞくもん。
5)シャッターの感触が心地よい
カシャってこういう音なんだなぁと思う。
フィルムを巻いて、画角を決めて、ピントを合わせて、露出を合わせる。
それがすべてできてから軽く人差し指でシャッターボタンを押し切る。
カシャ
もう満足です、ごちそうさまです。デジタルにコレはありませんでした。
今まで触ってきたカメラのほとんどがレンズシャッターっていうのおもあるんだけど。
フォーカルプレーンシャッターって素敵なんだなぁ。
やれ、コストが、とか、難しそう、とか、いろんなことを思っていたフィルムカメラMXだけど、こんなにも持ち出してシャッターを切りたいと思うモノもなかなかないなぁと
そう思う訳です。
最近ずっとネットオークションを徘徊している日々。
これを機に、フィルムカメラを始めてみたらいかがでしょ。
たった数ミリボタンを押し込むだけで、ハマってしまうかもしれません。