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銀塩日和

フィルム写真と冒険。そしてSDM生活。

リーマンですが大学院生になりました。二足のわらじマンブルース。

思ったこと・妄言 大学院(SDM)
 

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どうも、僕です。
なんとも私事ではございますが、この度大学院に入学いたしました。
昨日の4月4日はその入学式だったわけで、パリッパリのスマートなスーツでばっちり決めて参加をしたわけです。まぁ雨風に吹かれてパリッパリの髪の毛は天パ全快でくるっくる、顔面はベッタベタのオイリーな一日でしたが、少なくとも首から下はばっちり決まってました。ここ数週間で4キロほど痩せましたから。
 

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それにしても大学のキャンパスというものはかなり久しぶりです。
辛くも理工学部を卒業して早4年。ずいぶんと間が開いてしまった気がしなくもないですが、まさかまた20代の内にキャンパスライフに舞い戻ってくるとは思いませんでした。
これから2年の間、この若々しいキャンパスで勉学に励むわけなので、これでもかってくらい周りの人間から若さを吸い取ってやろうと思います。妖怪みたいに。
卒業した頃には吸い取りまくった若さでお肌ツルツルになっててやろうかなと。
 
 

 

何ゆえ入学を決意したの?

 

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まぁ冗談は置いておいて、何でこんな決意をしたか、なのですよ。
入試に合格した6月頃のエントリにも書いてみた事ですが、その頃は思考も散り散りで今思えばふわっふわの事しか書いていませんでした。そこから約10ヶ月ほど経過し、改めて僕が何ゆえサラリーマンなのに大学院に通うっていう無駄なことを始めようとしたのかをまとめてみようと思います。
 
 
無駄なこと、と書きました。そう、一般的には無駄なのです。
僕は日本のメーカーのサラリーマンをやっています。商品マーケティングのスタッフとして日々東京のど真ん中であくせく働いているわけです。
はっきり言って、安泰です。超有名企業の超安定業界というわけではないので、弊社もいつ目の付け所がシャープになってしまうかは分からないものの、この先7,8年くらいまでは決して多くは無いお給金が月々出る事でしょう。いいのか悪いのか、この21世紀にあって年功序列という古めかしいシステムをとっているため、何も考えずに一生懸命通勤すれば、それなりに昇給していけるとも思います。
もちろん僕の親世代に言わせれば「低賃金」ですし、僕の同世代に言わせれば「イケてない」お仕事です。(弊社のブランドを口にしても大してモテないので) ただ、体を壊すほど働きづめでもお給金がでない、みたいな体験談を見聞きするにつけ、僕の環境は恵まれているといって差し支えないと思うのです。
 
じゃあ、黙っていれば昇給する・黙っていれば慎ましい生活を十二分に送る事ができるのに、なぜ大学院に通うという無駄なことを始めたのか。
 
それは「天井に続く階段が見えたから」です。
本社スタッフとして働くにつけて、僕の働いている茶色くくすんだビルの中で、上へ上へと上っていくための細く長い階段が見えるようになってきました。伝統があり、これまで様々な方が血の汗を流して手づから建てた階段です。
もちろん途方も無い長さと高さなのですが、その立派な階段の最後には天井が付いていました。その天井が目に入った瞬間に、どういうわけか僕は階段を上るのをためらうようになってしまいました。
 
今の時点で相当生意気なことを書いているのは理解していますが、温かい目でぜひ最後まで通読ください、お願いします。
 
とにかく、今の会社でずっと働いてたどり着く先になんとなくためらいを感じてしまったのです。
そう、宇宙兄弟の真壁ケンジの言葉を借りるなら、子供の頃期待した大人の僕は「もっとブッ飛んでた」と思うのです。

 

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起業すりゃいいのか?

 

「じゃあ、さっさと退社して起業でもなんでも始めればいいじゃん。」そういう声も聞こえてきました。
ある意味では正しいと思います。それで成功した方がいらっしゃるのもギリギリ知っています。ただ、今の僕にはそれは出来ないと思うのです。
 
大学在学中から卒業してしばらく経つまで、僕は小さな会社を運営していました。
ビジョンも無く、想いも弱く、お金もなく、かといってスキルも全く無い、それでいてひたすらビッグマウス。そんな僕が人を集めて何かやるだけの会社でした。今思えば本当に苦い思い出で一杯な経験です。
顛末としては、僕が続けていくモチベーションがなくなり、以前から運営を一緒にやっていた方に会社を任せて、中心メンバーのほとんどが就職と言う事になりました。
ただ、当時の僕の働きぶりに深く後悔はあるものの、じゃあ働きぶりを変えたからといって何か違うことが出来たかといわれるとそれも違うと思うのです。
 
何も持たない僕が、地に足をつけずあがくだけの毎日を送るだけではその先に高いゴールが待っているようには思えません。
だから、今すぐ退社して起業するのは違うと判断しました。
 
じゃあ、学生の頃の自分とは何も変わらないのか?いえ、3年前の学生だった僕とは決定的に違うものがあります。
それは、勤め人としての収入です。なんだそんなことか、と思われる方も多いかもしれません。つまらないね、なんていわれるかもしれません。
でもこれは僕が学生だった頃には致命的に持ち合わせていなかったものです。
これがあることで、僕が取れる選択肢は大きく広がります。負けたら二度と起き上がれないような一生一度の挑戦を避けながら何度も確実に挑戦できるのです。
 
 

高く飛ぶために地を蹴る脚力を

これまでの人生でごくたまに「天才」と呼ばれるようなすごい方々に触れる機会がありました。そんな世間で天才といわれる方々は何かをしたいと思った時、羽が生えたかのように高く羽ばたくことができるものだと思います。
一方で凡人が今より高く飛ぶには地に足が着いていなければいけません。羽根は生えていないのだから地を足で蹴って飛びあがらなければいけないのです。
でも、人に乗せられやすい僕は、ちょっとのことですぐに足を浮かせてしまいます。その状態ではちょっとの間だけ頭一つ飛び出ることは出来ても、遥かに高く飛ぶために踏ん張ることができません。
だから地に足つけて踏ん張って、今僕のいる茶色くくすんだビルからより高く飛ぶためにこの二年は脚力をつけることにしました。
 
結果として、茶色いビルよりも高く飛べなくても、自分の足で地を蹴って飛べるようになることが何よりも大事だと思うからです。
 
書いてみて、まとまりは無いのですがこれが僕の挑戦の理由です。もっとまとめるためにまた書き直すかもしれませんが。
 

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何がしたいの?

 
そんなわけで、大学院とサラリーマンの二足のわらじマンになるわけですが、この二年間の課題は二つ。
 
・死ぬほど苦手なプロジェクトマネジメントの習得と
 
・システム思考とデザイン思考を使った事業創出
 
特にファブスペースを使ってのハードを絡めた事業創出が出来たらいいななんて思ってます。
左脳と右脳を連携させて、手をひたすら動かしていくしかないのでしょう。
既に先生方からは、「教わりにくるな、勝手に学べ」的な激を飛ばされていますので、先ずは手元にある教材で片っ端から遊んでやろうかなぁと。とにかく新入生の中で目立ってやろう、周りに負けないように120%稼動してやろうと思っています。
会社でも学校でも「印象に残る新人」になるために。 
 
流石に二足のわらじというか、会社と学校の二重生活みたいになるので仕事・授業・課題・研究で首が回らなくなるのでしょう。ものすごく付き合いが悪くなると思われます。どこかにふらっと外出して写真を撮って遊んできました、みたいなのも極端に減るのではなかろうかと。
 
そういうわけでこのブログの写真散歩的なものもだいぶ無くなるかもしれません。
その代わり、その日に学んだことの備忘録や、気付きを足跡のように残していければと思っています。もちろん、撮影可だったら大学院生活なんかも写真に残していきたいですね。
 
そんな感じで、4月から改めて新人というわけですが、今後とも本ブログ等々よろしくお願いします。
 
 
2016年4月 僕
 
 
 

今週のお題「印象に残っている新人」