銀塩日和

フィルム写真と冒険。そしてSDM生活。

持ってるカメラの棚卸し

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さてさて、新機材というか新兵器というかニューカメラのテストも終わったところで、ここのところ急激に増えたカメラを整理してみた。

全7台。ずいぶん増えたな笑

 

ついでなので、各カメラの印象と自分の中での立ち位置も整理してみようかと思って並べてみた。

(超長いです)

 

一応お気に入りのカメラがかっこ良く見えるように撮りたかったんだけど、変な照明の我が家では難しかったので、機材写真自体の出来はお察し。

 

手に入れた順に紹介するかね。(ちなみに後ろに行けば行くほど相場より格安)

 

1)PENTAX WG-1 GPS

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生まれて始めて買ったデジカメ。

2012年に原付で日本縦断しようと思ったときに、カメラが必要だなと思い立ち、そのまま店で一番タフそうなカメラを購入。

結局日本の端から端まで山も海も撮ったカメラ。

旅のときのGPSログもかねていたものの、GPSオンにすると電池の減りがめちゃくちゃ凄まじい。

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死ぬほどお世話になった。かなり派手に使ったので実はもうボロボロ。。。

今はスノボの時にちょっと使ってみたりするくらい。

9割9分の駄作と1分の傑作を撮れるカメラ。多分画角とか撮影の起点に自由が利くから。

ただし夜は本当に使い物にならない。

 

 

2)Ricoh GXR(A12 50mm Macro / A12 28mm / A12 M mount)

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日本縦断の途中、上のWG-1で撮った画が気に食わないなーとか京都辺りで思い始めて、野宿のテントの中でカメラのサイトとにらめっこ。

そんな中で旅の中でガシガシつかっていくのが楽しそうなカメラを購入しようと選んだのがRicoh GXR。

ただ、調べつつも何にもわかってなかった僕が一番始めに買ったユニットがA12 50mm Macro という笑

使いやすい焦点距離の便利コンデジしか使ったことのなかった当時の僕にとって、50mmという焦点距離に固定されること、APS-Cという大きなセンサー、そのどれもが新しい世界に感じた。

旅の途中広島の郵便局でGXRを受け取ってから、写真にハマってしまった。

写真にハマる原因を作ったカメラ。

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それからユニットもコツコツ増えていき、対応力とかもあがったように思う。

デジタルでカメラを持っていくときは迷わずGXRを持っていくくらい自分の中では信頼を置いている。写真を撮ったときのなんか粘り気みたいなのが色っぽい気がする。

一応デジタルではメインカメラ。

 

 

3)Ricoh Auto Half SE

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なんかフィルムに興味を持ち始めた頃、デザインが素敵だなーとか思ってたら次の日にはヤフオクで落札していた恐ろしいカメラ。

いや、お酒って本当に怖いですね。

なので、買った記憶もない。

だが履歴はある笑

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しかしまともに使っていないがこのデザインは本当に大好き。小さいしね。

ちょっとオーバーホールして実際に使えるところまで整備したいなぁ。

 

4)PENTAX K-01

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デザインに惹かれて買ってしまったカメラ第二弾笑

一眼レフと同じマウントが使えるという大型ミラーレス一眼。

かのマークニューソンがデザインしたことでも有名なんだけど、僕が惹かれたのはそこではなく、当時のPENTAXのデジタルのフラグシップ機レベルの写りをするらしいという点。

たしかに素晴らしい。実際使ってみると"ザ・デジタル"みたいな写り。カリカリです。

コイツを買ってしまったせいで、この後のカメラのマウントがペンタックスのKマウントになってしまった。まぁしゃーない。

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とりあえず唯一の手ぶれ補正機能付きのカメラなのでハンドグリップをつけてスナップ仕様にしてある。

が、重い。でかい。

キットレンズとしてついてきたSMC PENTAX-DA 40mm F2.8 XS の方が大分お気に入りで、驚きの薄さと、なかなかの解像感があっていい感じ。後述するけどイメージサークルがそこそこ大きく、FAレンズ的に使えるところもいい。

 

 

5)PENTAX MX

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本格的に写真やるかと、フィルムやるかと思ったら非常に手頃な値段で売ってたのでつい買ってしまったカメラ。

現在のフィルムカメラのメイン。

機械式でフルマニュアルなので結構のんびり出来る時しかシャッターが切れないのが弱点。

しかしそれ以外は本当に使っていて楽しい道具♪

重量、質感、シャッター音どれもが楽しくなってくる。

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さらにありがたいのは結構コンパクトなこと。

いや、本当。

少なくともK-01よりは持ち歩く気になる。

現在のデジタル一眼レフを持ち歩くとなると結構覚悟がいるんだけど、MXはもう鞄にポーンと放り込んでいけるレベル。

自分の勉強のためにもこれからも使用頻度が高いであろうカメラ。

いや、本当勉強させてもらいます。

 

 

6)PENTAX MX-1

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フィルムのMXが大好きになってからたまたま手に入る機会があったので衝動買いしてしまった高級コンパクトデジカメ。

んーなんか勉強にはなったかもしれん。

ていうのも、まともなズームレンズを使ったことがなくて、始めてこのカメラで使ってみて望遠端と広角端でこんなに画像が歪むのか〜とかそういうことを学べた。

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相変わらず今でもズームの使い方はわからん。

普段から単焦点しか使わないからなぁ笑

なんかしっくりこなかったカメラです、コイツは。

 

 

 

7)PENTAX MZ-S

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新兵器。

もうね、ネットで見つけた画像で一発でハマった。

デザインが良すぎる。

通称"ジャミラ"。ジャミラ世代ではないから僕の印象はズゴック

フィルム時代のペンタックスのフラグシップ。お安く購入。

シャッター音もグリップ感も最高。

そして何よりありがたいのはやはり小さいこと。鞄にスッと入れられました。

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もう一つのお気に入りポイントは考えられた操作性と、右肩のディスプレイを兼ねたダイヤル。

発光させると超かっこいい笑

操作性のせいなのか不思議とMXよりもフィルムの撮影ペースがあがる。

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バッテリーグリップを装着したフルアーマー感がたまらない。なんか極めて四角い感じ。

 

問題はレンズで、僕はこの時代のFAレンズ(オートフォーカスの出来るフルサイズのイメージサークルをもったレンズ)を持っていない。

MXの標準レンズを使ってもいいんだけど、AFとかを使えないし。。。

(まぁ勉強のためにすぐ封じるんだけど)

それでいろいろ調べてみたら、K-01についてきたSMC PENTAX-DA 40mm F2.8 XSがフルサイズで使えるらしい!

絞りリングはないけど、とりあえずつけてみると、柔らかなオールドレンズとは違ってそこそこシャキッとする。

これはこれでおもしろいな。。。

 

今そんな感じでフィルムのメインはMXとMZ-Sにするかなと。

ゆっくり時間を取れる撮影にはMX、さくっとぱしゃぱしゃやりたいときはMZ-S、今はそんな感じで住み分けて行こうかと。どっちも好きになれそうな使い方だ。

 

 

と長々と気がついたら書いていた。モノの見事にすべてゲテモノ、最高。

個別の道具の感想とかはコレからもこつこつ書いていくだろうし、何よりも撮った写真を継続してあげては行きます。

たまには被写体と向き合うのではなく、道具と向き合うのもね、いいかと。

 

 

今は被写体と向き合うために色んな人の写真について考えた本を読んでます。

おすすめあったら是非教えてください。