銀塩日和

フィルム写真と冒険。そしてSDM生活。

ゆとりが原付で日本縦断した37日目。広島を男二人旅!お好み焼き×宮島×ゲストハウスでwonderwall

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どうも、僕です。

4年前、僕に遅れてやってきた青春を思い出して、そんなことあったなぁなんて感じるシリーズ企画、原付日本縦断の一人旅の振り返りです。前日は瀬戸内海を50ccの原付で走破して、広島で素敵なお兄さんとおいしいお好み焼きを食べました。なお、ここまでの振り返りの様子はこちらを参照。

 

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朝は広島の三原の道の駅からスタート。駐車場の端の端に貼ったテントの中からモゾモゾ這い出して出発の準備を始める。

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そう、広島は色々な方が僕をかまってくれたのだけど、この日も僕と遊んでくれるという方がいた。彼は大学1,2年生くらいだったと思う。僕と同じ原付スクーターのライダーさんだ。なんと一日僕の道のりに付いてきてくれて一緒に走ってくれるというのだからワクワクする。少し走った先の道の駅で彼と合流し、走って色々なところを回りながらケタケタ笑う。

 

 

凸者さんと広島観光!

 

なんとこの日のために彼は広島の見どころを調べておいてくれた。なんてありがたいのだろう。当然のように僕は風任せだったので、今日は彼任せにすることにした。

 

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途中広島の海を眺めながら呉市へ。呉といえば造船の街。昨日の造船のエンジニアさんがしてくれた話しが頭をよぎり、 少しテンションが上がる。やっぱりエンジニアって人間や、その環境が大好きだ。

 

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実は父も造船の関係者なので、船の資料館というのはなんとなくテンションが上がる。現場の人間だった父がやたらめったら教えてくれた技術が目の前に広がっているのだ。

 

お好み焼き三昧!

 

呉を満足するまで味わって、広島市内へ。

昨日のおにいさんとバイバイする前に、「広島市でお兄さんがおいしいと思うお好み焼き屋さんを教えてください!」というざっくりした質問を投げていたのだけど、そのときに教えてもらったお店でご飯を食べることにする。

 

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それがここ、「ゆうゆう」だ。お店に入ると愉快な店員のおばちゃんがハイテンションで迎えてくれた。時間も早かったのでなかなかお客様はいなかったけど、その分鉄板をはさんでおばちゃんのまん前に座ることができた。おかげさまでお好み焼きが作られていく様子を最高の位置で見られる。

 

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そういえばお昼ご飯が一人じゃないのはいつ振りだろう。結構一人を楽しんでいたこの旅だけど、この日のように道連れがいるのも凄くいい。おばちゃんも巻き込んでにぎやかで楽しい昼食だ。

 

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いやはや満足だった。広島はやっぱりお好み焼きですわ。おばちゃん曰く、ココのおそばは、他のお店がおそばとして出しているものを使ってお好み焼きを作っているから特に美味しいんだそう。うん、美味しかったよ。昨日の晩のも美味しかったけど、これははまりそうだ。

 

 

おなかも一杯になったら、市内を観光する。

ちょっとだけ家電量販店で装備を整えたり、原爆ドームへ行って手を合わせたりもしてきた。きっと当時の僕は何かを感じてくれたのだろう。感じすぎて当時の動画で何を言いたいか全く分からなかったからそういうことなのだと思う。

 

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広島は日本三景で締めよう!

 

さて、市内をコレでもかと味わった。結構な時間ドーム周りにいたのだけど、この日はもう少し先まで進みたい。2台のスクーターで更に西へと足を進める。

 

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そう、今日はここまで来たかったのだ。日本三景の最後の一つ、「宮島」。ここを見ずして広島の観光は終わらせられない。ちょっと訳あって郵便局へ寄ったあと、原付を止めてフェリーで宮島へ上陸する。

 

写真がないからあまり詳しくは書けないのだけど、島に上陸すると始めに目に付くのは美しい神社の姿でも、対岸の景観でもなんでもなく、やたらアグレッシブな鹿だった。鹿グイグイ来る。

到着した時間は夕方で、だんだんと空が焼け始めているころ。この頃になってくると宮島の海の鳥居は潮が引いてしまっている。見ていてちょっと不満だが、その分海へ降りて鳥居にさわりにいけるのだ、折角だから触ってこよう。

 

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焼けた空に紅く照らされる神社は凄くきれいだった。凸者さんをほっぽって写真を撮るのに没頭する。しょっぼい防水コンデジでもこれだけ楽しめるんだ、いいカメラが手元にあったらこの旅はどれだけ楽しいんだろうなんて思った。...ふふふ、大丈夫。もうすぐその夢は叶うから。

 

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 日が落ちたところで今日は終了。フェリーで島を離れ、原付を回収する。ここで一日一緒に走ってくれた凸者さんとはお別れだ。最高に楽しかった!本当にありがとう、最後にもみじ饅頭のお土産まで貰ってしまった。

お別れをした後、すぐ近くにあるゲストハウスにチェックイン。久しぶりのベッドだし、全力で休むとしよう。同じ部屋になったお兄さんを誘って駅の周りに夕飯を食べに行く...ここでまたお好み焼きを食べてしまう笑 どれだけハマッてしまったんだこのときの僕よ。

ご飯を食べて戻ってきたらゲストハウスの一階がなにやら騒がしい。おお宴会をしているじゃないか!こりゃそのまま無視して寝たらもったいない!突入してこよう、と飛び入りで参加。いろんな旅をしている人と夜遅くまでケタケタ笑ながら楽しい時間を過ごす。イギリスから来た白人の兄ちゃんとはOasisのWonderwallを弾き語ってみんなで合唱したりとまぁ言語でないもので遊びまくった。このときであった人とは旅が終わって関東に戻ってから飲み友達になったりもして素敵な夜だった。

明日はもっと西へ行こう。

 

 [地図は電池がなかったため省略]