夕焼けフォトとカメラおじさんと私
どうも、僕です。
前回の続き、2016年末に誰もいない豊洲市場周りで写真散歩しようぜ!となった僕ら。市場のまわりをぐるっと回って駅に戻ってきたらだんだんと陽が落ちてきて、いい感じの雰囲気になってきました。これがマジックアワーってやつでしょうか。こりゃ夕日なんて撮れたらスナップもひたすら楽しいね、ってことでもっと夕日が綺麗に撮れそうな晴海大橋の方へ移動をします。
僕らが歩いて行ったのはゆりかもめの駅、「新豊洲駅」側。こちらから晴海を目指すので、橋を渡るときにはちょうど僕らの進行方向の向かって左側で日没が起こる感じになります。なので、冒頭の写真のように、向かって右側にある建造物がすべて夕日を受けて不思議な雰囲気になるのです。空は青いのにまるで街だけ金色に光っているよう。
ちなみにこの時は光っている街の様子をパースをつけて抑えたかったのでsmc PENTAX-FA★24mm F2AL[IF]を引き続きK-1につけていた状態。さすがに一日中24mmつけっぱなしで撮影をしていると慣れてはくるものですね。
このレンズ、古い設計のレンズなので結構派手にパープルフリンジがでたり(それでもFA limitedよりはマシだけど)、逆光に弱かったり、絞り解放F2.0でボケを出そうとすると近場のボケがやたらザワザワしていたりと、ペンタックスご自慢の高級光学系を冠するスターレンズなのになかなか癖があるレンズなんですけど、色ノリというか、コントラストというか、撮った瞬間のエモさを感じられるところがものすごく気に入っています。フィルムでもコントラスト高めに写っていた記憶があるので、多分そういうレンズだと思うのですが、K-1のダイナミックレンジの広さと合わさると明るい部分は白飛びしないようにかなり粘ってくれますし、フルサイズの本来の画角で使えるところもあってだいぶAPS-C時代に書かれたレビューが信頼できないくらいの活躍をするんじゃないかと思っています。K-1で本気が出るレンズだなと。いかんわ、僕機材が好きすぎるわ。
PENTAX デジタル一眼レフ K-1 ボディ 5軸5段手ぶれ補正 ローパスセレクター フルサイズフォーマット 19570
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橋を渡り始めて左手に陽が落ちていきます。奥にあるのはレインボーブリッジかな?もうこのへんになると、同行したみんなが思い思いのペースで歩くので橋の上にみんな一応いますが、結構バラバラ進行です。DAIKIさんとOKPさんは若干先行、タケルさんと僕はその後ろからついていく形。
そうして橋の真ん中あたりで一旦合流し、途中で追い越したペンタックスユーザーを見つけてOKPさんとニヤニヤしたりなど。だっていないんですよ世の中にペンタユーザーが!見つけるとちょっとにやけてしまうのは仕方がないじゃないですか!(なお、その方はK-30とDFA100mmMacroでした)
晴海大橋の真ん中あたりにはちょっと川側に出っ張った展望スペースのようなものがあったので、我々一行はそこで陽が沈んでいくのを待つことにしました。
各々足を止めたこのタイミングにバシバシ写真を撮ったり、レンズを変えたりなどなどカメラクラスタならではの習性をみせます。タケルさんはここでPlaner T* 1.4/50へ切り替え。僕も24mmでは結構撮りきったかなぁと思っていたところだったので、大好きなsmc PENTAX-FA limited 77mm F1.8へ切り替えをします。
青空をオレンジに街をピンクに染めながらビルの間に太陽が沈んでいきます。ちょっと77mmは狭かったかもしれない笑
このままゆっくり周りの色が昼から夜へ刻一刻と変わっていくのを切り取っていると、夕焼けから離れていく鳥が頭上を飛んでいきます。ズームもないのでそのまま77mmを空に向けパシャり。ラッキーですが、なんとか撮ることができました。
そうして完全に周りが夜になった頃には僕らは次の予定へ。
晴海からバスへ乗り、向かうは東京駅......だったのですが、そこは流石に業(ごう)の深いメンバー、有楽町のヨドバシ前でバッチリ途中下車してみんなで機材をひたすら触りました。そのあと時間があるからと0次会としてビールで喉を潤し、ロンスタさん主催の飲み会へ流れて終わる、という1日でした。みなさん飲み会開始前と飲み会中にバッチリ写真を撮っていたのもカメラおじさんたちとのフォトウォークならではですね。
僕は僕でなんでかロンスタさんに頂いた生しるこサンドを撮った写真があったりと、後半のワイワイガヤガヤのテンションの残り香がSDカードに残っていました。
前後半で更新したこの半日ほどのフォトウォークですが、見えているものを自分とは違う切り取り方をするカメラおじさんたちと歩くのは本当に楽しいですね。特に、他のみなさんがブログ記事にしたものを読ませていただくところまで含めて本当にワクワクする経験でした。例えるなら違うモノの見え方を体験できるような感じでしょうか。
またやりたいなぁ、またやりましょう!!