ゆとりが原付で日本縦断した57日目。沖縄で綺麗な風景を探して。キングタコス×絶景×沖縄おでん
この雰囲気は本州ではなかなか出ないと思う。南国感。
どうも、僕です。
原付日本縦断の振り返りシリーズです。気づけばもう57日目ですね、ざっと50記事くらい投稿したことになります。我ながらコツコツよくやったなと笑
例のごとくこの旅のまとめ記事は下の通りで。
ゲストハウス"サボテンスマイル"で起床。もうね、なんかものすごく晴れている。前日の大雨が嘘のようだ。
ものすごく空が青い。それ以上に僕の日焼け具合がきになる。
さて、この日も元気に走りだす。この時点で残り時間は大体あと3,4日くらいだったはずだ。それ以上はお金がもたない。なのでせめてあと3日くらいかけて沖縄を南下していきたい。この日は最終的に沖縄市くらいまで行ければいいかなくらいで考えていたが、まずその前に寄るところがある。
それが、この名護のカラオケ屋である。なにを隠そう、昨日夕飯を一緒に食べた京都の学生君が地元のにいちゃんと仲良くなったらしく、一緒に夜中遅くまでずっとカラオケで遊んでいたのだ。その地元のにいちゃんとは0時を回ってから別れたが、その後彼からの連絡が途切れたので気になっていたのだ。どうしたんだろう、生きているだろうか?
いた。カラオケBOX前で酔いつぶれていた。
「もう朝まで飲み続けて頭痛いさー」って言ってた。僕と京都学生君でゲラゲラ笑って介抱してみたが、まぁ今となってはいい思い出だ。彼ら本当にいい人たちだった。
いい人たちと別れ、一気に南へ!
途中に道の駅に寄ってみた。左下を見てくれ、マブヤーだ。
ここにも立派なシーサーが。なんだか見慣れてきたぞ。
さて、ただ南へ下っても面白くはない。できれば綺麗なものやおいしいものに触れまくっていきたい。そんなことを思っていたらちょうどいい食べ物があった。
名護から南下してくると急にアメリカンな感じが出てくる。
やってきたのがこちら。キングタコス。いや、キングターコースなのか?
どうやら沖縄はタコライスの発祥の地らしい。確かにこの南国で若干アメリカンな雰囲気にタコスやタコライスはぴったりだ。
こちらが注文したタコライス。ピリッとスパイシーで食べ応えがあった。旅の後にどうにか再現しようとしてもなかなかうまくいかないんだ。
おいしいものをたらふく食べて外に出ると、かなりのひとが順番待ちをしていた。さすがおいしいものには人が集まるようだ。その中の一人に、原付できている旅人らしきお姉さんがいた。彼女は本州のイラストレーターさんで沖縄にはリフレッシュのために一人で来たらしい。しかも空港に降りたら原付をレンタルして一人で沖縄本島を回り始めるという気合いの入り方。素敵ですハイ。
そんなお姉さんです。お時間あるみたいなんで楽しいお話させてもらった。
いろいろとお話をして楽しくケタケタ笑った後、応援コメントを書いてくれた。だいぶボックスも賑やかになってきたぞ。
タコライスとお姉さんにお別れを告げ、また旅を再開。とりあえず気の向くままに素敵な風景の場所をさがして時速30kmで走る。
南下すればするほどだんだんとリゾートじみてきた。
途中で海へ続く道を見つけたのでホイホイっといってみよう。
おお...白い砂浜青い海だ。やっぱり僕の知ってる海とは違う。
砂が白いのよね。
気持ちいいなぁ。海が見えるたびに少し止まってぼーっとしてしまう。
また少し走って今度はベタな観光スポットへやってきた。
だいぶ陽気な服が並ぶ。いいよねこういう感じの雰囲気。僕の部屋着こんな感じだけど笑
ご存知だろうか?夕日が美しいことで有名な万座毛だ。昼だけど。
この辺りの植物も、いかにも沖縄感。
ガジュマル...かな?青い空によく似合う。
次に向かったのは"海中道路"と言われる長い一本の道路だ。その名の通り両脇に海があり、海面がものすごく近い。ここも綺麗で、走っていて開放感がある。原付できてよかった。
この両脇が青い海だ。綺麗すぎるだろうよ。
逆光で一枚写真を撮ってみるとこんな感じだ。沖縄ってどこを撮っても楽しいから困る。
海中道路をそのまま進んだらどこまで行くのかは興味があるけど、時間の関係で途中の道の駅で折り返し。
帰り道。あー。絵になりますねぇ。。。
沖縄中部の「いい風景さがし」もあらかた満足した。というか、ここに一ヶ月位いてもずっと続けられる自信があるのだけど、切り上げないときりがない笑 この日もアドリブでゲストハウスに宿をとった。予約したのはゲストハウス「ラブピ」。
LOVE&PEACE 略してラブピ。みんなラブピって呼んでました。
夜だ。夜はおいしいものが食べたい。だって僕は旅人だから。旅人ってそういうものだろうそうだろう。ってことでラブピのマスターにオススメのご飯を聞いてみた。すると「このちかくだとおでんがおいしいね〜」という答えが返ってきた。はて、...沖縄でおでんとな?
そんなわけでやってきました「おでん京香」。9月にさんさんと"おでん"を掲げてるのがなかなか不思議だ。
沖縄おでんのお作法というか、なにが美味しくてどういう食べ方がおすすめなのか全くわからないため、もうカウンター越しにお店のねーねー(お姉さん)に聞いてみることにした。どうやら沖縄おでんとはてびち(豚足)が入っているのが特徴らしい。
てびち、大根、たまご。確かにてびちの分だけ出汁が濃厚だ。うん、これすごくおいしいぞ!
このおでんがどうおいしいって、オリオンビールに最高に合うのだ。この世の幸せはここにあった。
ひとしきりおでんの具を食べて、満足した。もう終わろうかな、なんて思っていたらねーねーが「〆におそばあるけどどうする?」と声をかけてくれた。〆にそばとな?頭の中に「?」があったまま、それを注文してみた。
それがこちら。おでんを食べたお汁に、沖縄そばと出汁を通したレタスを入れる。
メニュー的には「おそば」「野菜」というもの。それぞれの具材の味が染み出た出汁を通したおかげで、これまで食べた沖縄そばとは全然違う美味しさが出ていた。最高だこれ!いや、ホント今でもまた食べたい!
お腹もいっぱいになったし、ビールで少し陽気にもなった。宿へ戻ってゆっくり休もうか。
宿にいたアメリカ人のノアが楽器を持っていたので、セッションをすることにした。三線弾けるアメリカ人か...いったい何者?
なお、僕はギターでした。ギリギリ弾けるんですよ。ギリギリ歌えるんですよ僕。
お酒など飲みながら「島んちゅぬ宝」や沖縄民謡をみんなで歌いまくった。みんなで笑いながら雑でもいいから音を出して歌うのは本当に楽しい。今はなかなかそういう機会がなくなったのだけど、またしたいなぁ。
って振り返ってみたけど、この日楽しすぎないだろうか?いいなぁこの時の僕。
次の更新は沖縄5日目の様子だ。