ロードバイクで翔ぶが如く走りたい。
どうも、僕です。
時たま、"ちぎれた"ことを思い出す。
だいたい二年前くらいだっただろうか、クロスバイクで近所をふらふらしていた頃に当時の会社の同期に誘われ多摩川へサイクリングに行くことになったのだけれど、やつらはロードバイク、こちとらクロスバイク、当然ついていくことができずに置いてきぼりを食らって辛酸をなめた、そんなことを時たま思い出す。
ガンダムで言うならあいつらはゲルググ、こっちはアッガイ。当然追いつけるわけがないのはしかたない、というか用途が違うもの。ニュータイプでもどうしようもない。
それ以来、僕のアッガイは通勤通学にしか出張ってはこず、なんともスケールの小さな自転車生活を続けていた。朝はチャリ通、夜もチャリ通、冒険なんて入り込む隙間はない。
...のだけど、2年経って生活も変わり、サラリーマンから学生へジョブチェンジしたことを転機に、隙を見て自転車で遠出をしたくなってきてしまった。。。
僕も静岡にさわやかのハンバーグを食べに行きたい(自転車で)。
僕もしまなみ海道を走ってみたい(今度は自転車で)。
僕も阿蘇を走ってみたい(こちらも今度は自転車で)。。。
などなど欲望が尽きなくなってしまったじゃないの。とりあえず、近所にある自転車屋さんを覗いてみるか...なんてテンションでお店の門を叩いてみると、テンション高めのお兄さんが「ロードならきっとちぎられませんよ、むしろ今度はお友達をちぎってやりましょう!」なんてことをおっしゃる。
...ふふふいいじゃないそれ。
とりあえずその日は「冷静になってきます」なんて言って学校へ戻ったものの、その日の晩に参考文献を一心不乱に漁っている自分がいた。2015年時点での参考文献は「弱虫ペダル」だったけど、今年の文献はなぜか「ろんぐらいだぁす!」。うん、無理しないテンションがちょうどよかったんですよね。(読んでみたらものすごい無理してたけど)
とにかく「ろんぐらいだぁす!」を既刊全巻読み終わる頃には、ああこれ買うわ生活がだいぶかつかつだけど俺には必要なものだわこれ、なんて自分を必死に説得。様々な妄想を従えて脳内ジャンヌダルクが反撃の狼煙をあげる頃にはお目当てのロードバイクをwebで決めている自分がいた。
ロングライドのカメラはこいつがちょうどいいだろう。
今のGR10の動作がだいぶ不安定になってきたところでメルカリに良いものを相場より安く見つけたので、手元に置いておくことにした。 pic.twitter.com/zuur44VtSx
— いのっち@がくせい (@ino_null) 2017年7月12日
さて、昨日に再度自転車屋へ。勢いでフィッティングも済まし、このまま納車を待つのみでございます。
必要アイテムもコツコツ揃えつつ、自転車×写真ライフを想像して学校でにやにやしている不審者がいたら僕です。
かしこ