中判フィルムカメラを抱えてほったらかし温泉と忍野八海をぶらぶらしてきた。
どうも、僕です。
どうしてもフィルムカメラという特性上、その日にあったことをすぐ次の日にブログに起こすってことができません。それが楽しいっていうのもあるんですけどね笑
今回は連休中に旅行に行ったよって話。
すでにけいろーさんがブログに書かれてますが、改めて。
同世代ブロガーのふくろくん(id:Chachapo)とけいろーさん(id:ornith)とで温泉に行ってきました。
そもそものきっかけはけいろーさんの記事参照。
時間に追われる旅行は性に合わないし、あまりお金をかけまくる旅行もなんかね、ってことで、男3名レンタカーの激安旅行。個人的にはきちんと計画を立ててスケジュールを消化していく堅苦しい旅行はとことん苦手なのでこの形式は本当にありがたかった!
お目当ての温泉を目指すこと以外はほとんどノープランの気ままな旅行ということでぶらり旅と相成りました。
いざ山梨県へ
免許を持っているのはけいろーさんと僕ですが、僕といえば運転3回目のドがつくレベルのペーパードライバー。もう行きはけいろーさんの運転に任せきりです。
行きの車の中では同世代あるあるトークに花が咲き、渋滞に手を焼きつつテンションを維持して山梨入りをすることができました。いや、なかなかに楽しいトークだったんですよ。「もしも〜」シリーズとか。
それにしても流石シルバーウィーク。お昼の時間ともなればひたすら高速道路が混みます。僕原付マンだったんで高速道路ってこんなに混むって知らなかったんですよね笑
幼心に残る忍野八海へ向かう
温泉は夜ないしは朝一にするとして、山梨県でまずどこに行こうかということで、僕が提案したのが「忍野八海」。
忍野村に沸く八つの池とその清らかでのどかな雰囲気でみんな癒されていただけると思って僕が提案しました。
かすかな記憶ですが、小学校の頃、家族旅行で訪れたこの場所が本当に綺麗で、ずっと池を眺めていた記憶があったのです。
今はカメラも使えるようになったし、いい写真が収められるんじゃないかなって思っての再訪問。
高速道路を降りて、下道でまたまた多少の渋滞に悩まされつつ、15:30頃に忍野村に到着。
車から降りて早々、雲間から射す太陽に照らされた鮮やかな花がお出迎え。ああ、本当いい雰囲気です。
村の中に入っていくと、伝統的な日本家屋の茅葺屋根がそこかしこに。
おばあちゃん家みたいですね。
村の中にはこんな光景も。ああ、雰囲気いいわー。
ただ、中心部・メインの池とも言える「湧池」にたどり着くと静かだった雰囲気が一変。。。
もうね、人だらけです。大半が外国人観光客の方々だったと思うんですが、ガヤガヤと賑やかな感じに。お土産屋さんも景気が良さそうなくらい活気があって。。。あれ?こんなところだったっけ?笑
記憶の中にある忍野八海はシーズン外しだったのか、だいぶ静かで水音すら楽しめるような雰囲気だった気がしたのですが、富士吉田の世界遺産登録も助けてか、だいぶ賑わってしまっているようでした。
...ちょっと写真を撮る身からしたら残念かな笑
なるべく静かそうな風景に向けてシャッターを切りましたが、、、
観光が潤って経済が回ることには大賛成なんですが、今度いくなら静かな時がいいかな。なんて。
夜は甲府でフラフラ散歩/韮崎のゲストハウスで宿泊
少し移動に時間がかかってしまい、忍野村を後にして甲府に着いたのは夕方でした。
ふくろくん希望の本屋へ寄ったあと、甲府で何か美味しいものを食べようとさまよいます。
写真は飲み屋街っぽいところ。怪しくも楽しそうなお店がたくさん。
有名店は混んでいたり、お!と思ったお店もメニューをみてみるとイマイチだったりと、見知らぬ土地でまたまたフラフラ。まぁこれも旅の醍醐味だと思ってます。
数あるお店の中で、漸くなかなか雑に飲めそうなお店を見つけてぶらりとその居酒屋へ。
カメラはバケペンしか持ってなかったので写真はありませんが、いかにもな大衆居酒屋でいろいろ物珍しさもあって満足でした。
鯨の竜田揚げは久しぶりに食べて美味しかったし、鶏モツ煮込みはまろやかで絶品。
惜しむらくは僕らはレンタカーの旅なのでアルコールが摂取できないこと。ああ、なんたることか。天は我らにこれほどの試練を与えるとは!!(酒飲みの絶叫)
脱線しますが、実はきちんと千ベロってしたことがなかったので、家の周りでフィルムカメラを一つ抱えて千ベロの大冒険をしたいものです。お酒の飲み歩きってそこで触れ合える人々やらお料理やらが全てキラキラしていて一夜の夢のようで大好きなんですよね。もっと安く雑なのをやってみたい!(酒飲みの絶叫)
さて、お腹もふくれたところで、この日のお宿へ。
お宿はゲストハウス大好き人間の僕が選ばせていただきました。古民家を改造した素敵系ゲストハウス「空穂宿(くぼしゅく)」さんへ。
素泊まり2,500円のいつものゲストハウス価格。
チェックインしてみると、何人もゲストさんが既にいらっしゃって、ああコミュニケーションが取りたくてうずうず。しかしまぁ、この旅のお目当てのほったらかし温泉を次の日の朝一、日の出の時間に持っていくことにしたため、泣く泣く早寝。
しかし宿の中どこを見回してもいい雰囲気の素敵なお宿でした。
もし今度原付旅行なんかで山梨県にくることがあったら是非また訪れたいなぁ。
今度はゲストさんとお酒を飲んでいろいろお話を聞きたいものです。
今回の旅行の目玉「ほったらかし温泉」
さてさて、無理やりにでも体を覚醒させたのは朝の4:30。日の出を眺めながら温泉に入るために、夜逃げでもするように宿をあとにします。
ああ、さようなら空穂宿。
なんていかにも辛そうに言いながらその実運転をしてくれたのはけいろーさんなんですけどね笑
宿を出た時には真っ暗だった空も、だんだんと白んでくる頃には温泉に到着。丘のてっぺんの方なんですよね、ほったらかし温泉。
そう、この温泉は泉質もさることながら何よりも眺めが最高の温泉。富士山の脇から登る日の出を眺めながら入浴できるように5:00前からオープンしているのです。
阿呆みたいに大きなフィルムカメラを担いで温泉に入るわけにもいかないので、外から雰囲気を。。。うむむ、あまりうまく撮れていなかった>< 雲がかかってますね。残念。
けいろーさんが眺めのいい写真をあげているのでそちらをご覧くださいませ。
眺めや温泉に浸ったのももちろんなんですが、僕は結構こういうレトロというか、人の生々しい雰囲気のする建屋が大好きなのです。
ああ、本当にいい雰囲気の温泉だ。癒される。
この眺めとこの雰囲気を大人800円で楽しめるなんて満足度高い。
次回は是非とも夜景って感じかな。
お風呂から上がった後は温泉の横にある「気まぐれ屋」というご飯屋さんで朝ごはんセットを。500円で白ご飯、大根と三つ葉の味噌汁、たくあん、納豆という朝ごはんのフルメンバー。
朝の柔らかい日差しを受けながら食べる湯上りの朝ごはんは本当に格別でした。
普段は朝ごはんとかずっと抜いているんですが、きちんと1日を始めるためには朝の目覚めから朝ごはんまで一つ一つの工程を丁寧に実践していくのが大事なのかなと思いました。だってこの日みたいに1日のスタートに成功するだけでその日の満足度が段違いでしたもん。
こういう、生活に必要なひとつひとつのことにきちんと目を向けようと思えたのがこの旅の大きな収穫のひとつかな?
さてさて、朝を食べたのちまた山梨観光へいくことに、ここで運転手はバトンタッチ。。。内心不安でいっぱいの僕がドライバー!!
とはいえそこは慎重に運転して甲府へ行ったり、ゆっくりと下道で帰るなどをしてどうにか無事、所沢まで戻ってくることができました。
(フィルムがなくなっちゃったんでここで旅の様子は終わり!)
レンタカーでの車内トークはやっぱり楽しかったし、みんなでワイワイ行く旅行も楽しいですね!もしくは同じ道程を一人旅しても雰囲気が違って面白いかもしれない。
これから紅葉の季節も始まるし、原付を修理してどこかに走りに行こうかなぁ。
今回使用したカメラ:PENTAX 6×7
今回使用したフィルム:FUJIFILM PRO400H
FUJIFILM カラーネガフイルム(プロフェッショナル用) フジカラー PRO400H ブローニー 12枚 5本 120 PRO400H EP NP 12EX 5
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こちらからは以上でーす!
[以下、テンプレ]--------------------------------------------------
「flickr」始めました。(ちゃんと弄り始めました)
たまに更新します。ブログに載せる以外の写真がたまに載っております。
ぬーんと眺めてやってください。