自分の嫌いなところを高く掲げて駆逐したい。
僕の嫌いなところ。
1. 一人称がすぐ自分になること。
「あ~なるほどね~、でも僕は~」
「確かに!僕も~」
「いやいや、僕だって~」
すぐこれをやっちゃう。相手のエピソードに自分のエピソードを上乗せしようとする。
そのくせ相手にとって、僕の話なんて正直どうでもよくて話をきちんと聞いてリアクションをとって欲しいだけだった、ってことに後で気付いて、ものすごく後悔する。
よく自分のことをしゃべるヤツだなぁと思われているだろう。それを煩わしく不快に思われているとしたら、自分のせいだろうなぁ。
2. 知りませんが言えないこと。
会話の中で勘違いして、知っていると言ってしまうことがある。
その後、僕の思っていたのと違ったときに「ごめんなさい、違うもののことだと思ってました。知りません」が出てこない。
「ふーん、あるある~」みたいな顔をしてやり過ごそうとしてしまう。
明らかに会話が上手く回らなくなる。空気が変わって、違和感を感じさせる。不快な思いをさえているとさえ思う。
僕自身それにも気付いているのに、「知りませんでした」が出てこない。全然出てこない。
前の会話に立ち戻ってごめんなさいを言うのが嫌なんだたぶん。
はじめから知りませんが言えてるときには「詳しく教えてください」がでてくるから。
やっぱり自分のためにも相手のためにもならないし、何より相手を不快にさせると思う。これも自分の中の問題だろうなぁ。
3. やってる感を演出したがるところ。
自分が達成していないけど、着手していることとか、着手しようとしていることがある。
それを他人に語ってしまいがちだ。それも、二重三重に尾ひれをつけた上で。
「今度、~やろうと思っているんだよね。」
これ自体は相談や、報告でもないのだから、やってから愉快な話題として提供すればいいのに。
「そうなんだ、凄いね」の言葉でも欲しいんだろうか、僕は。
興味のない話を、「凄いだろ」って雰囲気と共に見せ付けられた相手はどうすればいい。
ふーん、以外に何が出せるだろう。
あんまりそんな蔑ろな返しを貰ってないってことは、周りの人にものすごく気をつかってもらっているんだろうなぁ。
自分を過剰に大きく見せたがる癖、みたいなのが僕にはあって、それが全ての元凶な気がしてきた。
もっと、しょうもなくて、それでも親しみやすくて、隣においておいてもいいような人間になれればなぁ。
しょぼい自分をちゃんと直視しないと。