【前編】ゆとりが原付で日本縦断した23日目。もう一度食べたい宮きしめん！ 音速別荘×熱田神宮×きしめん
どうも、僕です。
久しぶりのこのシリーズの更新になってしまいました。
僕が写真を撮る楽しさと出会った2012年の夏の旅、原付日本縦断の旅の振り返りシリーズです。前日は名古屋入りをして一晩中ゲストハウスでお酒飲んでケタケタやっていました。
ここまでの旅の様子はこちら↓
前日のプチ宴会の余韻覚めやらぬ朝、本当に楽しすぎてあと一晩くらい留まりたかったけれどお金に余裕もないので旅を急ぐ。このゲストハウスのマスターさんは本当に色々なことを教えてくれた。この日はその教えてくれた中で、「是非見とくべき・食べとくべきだよ！」と言われたものを体験しに行こうと思う。
天気は快晴でもないが雨でもないそれなりの空。腰は重いがまた走ろう。
名古屋の駅周りを離れると途端に交通量は減る。ただし相変わらず道は大きかったり、時々トラックが通ったりと、正直原付で走っていて愉快な道ではない。こういう道は30kmだと危なっかしくて気ままに旅ができないからね。
熱田神宮
そうして少し走ってたどり着いたのが、マスターお勧めの観光スポットその１ 「熱田神宮」
マスター曰く、「なんとなくちゃんとした由来のある神社」とのこと。余談だけど、マスターのゆるい空気感がすごく好きだ、犬山城の紹介の時もふわっとしていたし笑
さて、この熱田神宮、ふわっとというレベルではないほどきちんとした由来があるらしい。日本が誇る宝具「草薙の剣」が祀られたことに由来するそうで、あのお伊勢様こと伊勢神宮につぐ尊さであるとか。
ご祭神の熱田大神とは、三種の神器の一つである草薙神剣（くさなぎのみつるぎ）を御霊代（みたましろ）としてよらせられる天照大神のことです。
天照大神は、言うまでもなく、皇室の御祖神とも至高至貴の神とも仰がれ、人々にいつくしみの徳をあたえられる神です。又、相殿神は「五神（ごしん）さま」と呼ばれ、草薙神剣とゆかりの深い神々で、宮簀媛命、建稲種命は尾張氏の遠祖として仰がれる神々です。
御鎮座は、日本武尊の御事蹟と深い関係があります。御父・景行天皇から信任を授かった日本武尊は、東征の帰途、尾張国造の御女で ある宮簀媛命をお妃とされ、やがて草薙神剣をこの国に留めておなくなりになります。宮簀媛命は尊の御遺志を重んじて、神剣を今の熱田の地にまつられまし た。今からおよそ千九百年前になります。
1900年前って...ぱっと想像つかんわ笑
そんな由来をあんまりきちんと理解していなかった僕はとりあえずおみくじを引くことにする。
霊験あらたかな神社だからね、、、今後の旅を占う意味でも。。。
「末吉」
- 運衰えて苦しみに至る。 -
これは今後の旅が心配やでぇ。。。笑
とりあえず、結んでおく。。。このころの手は日焼けで真っ黒だなぁ。まぁ30日近くずっと夏の日差しを受け続けてたらこうもなるかね。
おみくじも引き終わったし、いざお参りに。。。
それにしてもこの神社ものすごく敷地が広い。実は結構な街中の中心にあって大きな道路に面しているのにその街の喧騒を全く感じない。むしろ静かで神聖さを感じる。。。さすが尊いお宮様だぜぇ。
まずは朝ごはん。宮きしめん
さて、実はこの神社にはただお参りをしに来たわけじゃない。マスターがこの神社をお勧めしたのは「敷地内のきしめんがおいしいから」らしい。こりゃ味わうっきゃないってことで、お休みどころ「宮きしめん」でちょっと遅めの朝ごはんをたべよう。
お店の様子はこんな感じ。ものすごくブレブレだけど笑
このものすごくブレブレなテントの中で冷やしのきしめんを注文。この宮きしめん、製麺所がやっているお店ということで麺がぷりっぷりで美味しい！冷やしのお汁でいただいたのだけど、ガツンとくるカツオの風味が口の中にひろがったと思ったら、そのインパクトに負けないコシのある麺が飛び込んでくる。朝ごはんにしてはボリュームがあるけど、なにせ和風だしだからしつこくなくていい。
というか書いていてまた食べたいと思い始めてきた。。。
またどこかで食べる機会はないかなぁ。
神社の神聖な雰囲気に圧倒されて、せっかくだから邪を祓うという鈴(たしか300円)を購入。
これをバイクで鳴らしながら愉快に旅をしていこう！
さぁ、熱田神宮を離れてもっと距離を稼ごう。
まずは愛知県脱出だ！天気もなんとか明るく保ちそうだし、愉快に行こうかね。
→後半に続く
