【K-S1】僕が生まれて初めて買ったデジタル一眼レフの感想
どうも、僕@大阪出張です。
暑すぎて仕事以外で昼間に外に出る気が起きません全く笑
デジタル一眼レフをね、買いました。人生で初めてです。
これでようやく僕もデジイチ初心者というわけです。
買ったのは先週くらいなので、ざっと一週間使ってみて思ったことなどを書こうかなぁと。
ただ、細かいところまでは僕も書けないですが得てしてこういう文章ってマニアックな内容になりがちなので↓に挙げるような人が読むと参考になるように頑張ります。
【きっと参考になる】
・カメラに執着のある人
・なんか初めて一眼レフを買ってみたいし、他人と違うものが欲しい人
・ブランドにこだわりのない人
・拗らせた素人
・カトキハジメが好きな人
一方↓みたいな人は参考にしないほうがいいです。僕の経験値と選定基準ではあまりためになることを書ける自信がありません。
【たぶん参考にならない】
・一眼レフとかよくわからないけどカメラ買おうかなって人
・スペック至上主義
・プロ
・恥ずかしいものを持ちたくない人
さて、順を追って書こうと思います。長くなったらすみません。なるべく"モノへの愛"が伝わるように頑張ります。
なぜデジタル一眼レフを買ったのか。
一番はオファーが増えたからですね。(大げさな言い方ですが)
このブログタイトルにもなっている通り、普段から写真はフィルム一眼レフで撮影していました。カジュアルに撮影、もしくは勉強として撮影したい時はPENTAX MXを、人にプレゼントする時など重要な場面ではPENTAX MZ-Sを使用していました。
※一応僕はペンタックスファンです。人と被らないところが好きです。
普段は結構好きなようにいつでもどこでも撮影をしていたんですが、僕が写真を趣味にしているということを知った友人がパーティやら、イベントやらで撮影をしてくれと声を書けてくれるようになりました。こちらのスタンスとしては、あくまで趣味のレベルなのであまり高いレベルを求めないこと等々を約束した上で楽しく撮影させてもらっていました。
ただ、申し訳ないのは僕の腕がそれに伴わないので、結構失敗するのです笑 具体的には「あとで写真バッチリ送るよ!」ってドヤ顔で言っておいて現像してみたら、ピントを全力で外してた、等々。
いやね、これすごい恥ずかしいのよ笑
でもデジタル一眼なら最悪その場で気づいて撮り直しできるじゃないですか。あ、これミスったら依頼してくれた人が可哀想だな、とか思い出ちゃんと残してあげたいな、って時に打率を上げる選択肢としてデジタル一眼レフを持っておくのはアリだなと思っていたんです。
「K-01があるじゃん」
そうなんです、一応普及レベルの一眼レフと遜色ない画質の大型ミラーレスカメラ持ってるんです、僕。
PENTAX デジタル一眼カメラ K-01 ボディ ホワイト/ブラック K-01BODY WH/BK
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2012/05/11
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
でも、フィルムカメラを使えば使うほど"光学ファインダー"に身体が慣れていくんです。時代に逆行した言い方になるんですけど、ファインダーを覗いた像ってたまにハッてするくらい美しいことがあるんですよね。
液晶ディスプレイでみた世界像より、光学ファインダーで覗いた世界像の方がシャッターを切る気になるんです。不思議なことに。
ミラーレスにつきまとう「作業感」がなくなって、その分見えている像にたいして気持ちが前のめりになる感じ。
とにかく、そういう拘りみたいなもののおかげであくまで「一眼レフレックス」にこだわることにしました。
あくまで僕のメインカメラはフィルムカメラなんですが、バックアップ用にって感じでしょうか。低画素EVFのGXRではちょっと覗いていて厳しいというのもありました。
そんな中で小型のデジタル一眼レフならちょうどいいかなぁと。
なぜK-S1を選んだのか。
さて、そこで僕が選んだ初めてのデジタル一眼レフはPENTAX K-S1というカメラです。
RICOH デジタル一眼レフ PENTAX K-S1 レンズキット [DAL18-55mm] ホワイト PENTAX K-S1 LENSKIT WHITE 06461
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2014/09/26
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
上のリンクではレンズキットですが、実際にはボディのみ購入しました。
以下は"一眼レフ"に限定をして書いていきます。
なぜ「他のメーカーではなかったのか?」と言われれば「既にフィルムカメラ用のペンタックスのレンズを6〜7本持っていたから」でしょうか。
初めて一眼レフを買う人がよく言われることですが「メーカー選び=マウント選択」です。
マウントとはレンズ装着部の仕様です。これは基本的にはメーカーごとに違うので、ペンタックスのカメラを買うということはペンタックスのレンズを使っていくと言うことに他なりません。(当然例外はあります)*1
この時点で既に面倒くさいですが、さらに面倒なのは、今カメラを作っているメーカーは歴史が深いメーカーが多いので、各メーカーの時代ごとに互換性が違うのです。僕の文章力もちょっとアレなのでこの辺で何言ってんだコイツってなりますが、例を挙げるなら、昔のレンズが全部今のカメラで使えるわけではないということです。
例えばフィルムカメラ時代のレンズなんかですね。
今ヤフオクや中古カメラ屋さんなんかだと"オールドレンズ"と言われるような昔のレンズがゴロゴロ流通しています。その中には当然レアなもの、名作と言われたものもありますが、大体において昔は数万円していたものが、運が良ければ数千円で手に入ることも少なくありません。もしくは、「おじいちゃんの形見で昔のカメラが家にある。せっかくだから活かしたい」なんてこともあり得ます。(個人的にはフィルムカメラ使って欲しいですが笑) とにかく、意外といいものが周りに安くあったりします。それを活用したいと考えた時、ペンタックスという偏屈なメーカーは無類の力を発揮するわけです。極端なことを言ってしまうと、ペンタックスSPという50年以上前の一眼レフ以降のペンタックスのレンズは今の一眼レフで全部使えます。(当然例外もありますが) 50年分のレンズ資産資産ということですね。正直阿呆みたいな数かあると思います。僕は既にフィルムカメラを使用していた時のレンズがあるので、これを活用しないわけにはいきません。なのでペンタックス一択でした。
初めて一眼レフを買おうとしている方のために一応重要なことを書いておきますが、現行のペンタックスのレンズは別に多くないです笑
現行品のレンズはキヤノンかニコンがやはり多いのではないでしょうか。
さて、ここでK-S1という機種についてです。
発売から既に1年くらい経っている機種なのでレビューなんぞ特段珍しくもないでしょう。細かく書かれている方の記事をご覧になった方が多分ためになることがいっぱいかいてあります。少なくとも僕はこのページを死ぬほど読み込みました。
ペンタックスには現行だと3〜4機種の一眼レフがラインナップされています。
(中判デジカメ645Zは除きます。あんなもん手が出ない笑)
まぁキヤノン/ニコンとくらべると少ないですね。仕方ないです弱小メーカーですから。
その中でも僕が手元に呼び込んだK-S1は一番下のクラス、エントリーモデルです。
メーカーさん曰く「スマホで写真をとる若者が一眼レフに手を出すステップになって欲しい」とかなんとか。多分その通りにはなってないんだろうなぁ、、、笑
一応スペックは価格.comさんを見ていただければ。
スペックをじっと見ていたって仕方がない。ざっくり気に入った点と気に食わない点をあげましょう。
【気に入った点】
1. デザインがカッコよすぎる
2. ファインダーが見やすい
3. 背面ダイヤル意外と操作しやすい
4. 安い
どうでしょう。もうね、デザインに一目惚れですよ。だってかっこいいじゃない。かっこいいもの持ちたいじゃない。↓にも書いたけど、僕の買ったホワイトとかどう見ても"フルアーマーユニコーンガンダム"だよね。
あとは上位機種と変わらないレベルのファインダーが装備されているので、覗くと楽しいですね。価格や位置的にも他社のエントリーが競合になると思うんだけど、覗いた時の明るさや見易さは数段上です。ここはこだわっているんでしょうね。
特に僕はオートフォーカスとか使わないのでその分マニュアルフォーカスをしたときにピントを目で判断できるファインダーが一番大事だと思っています。それでいうと、MZ-S相当の見易さはあるんじゃないかなと思います。(MXは次元が違う)
操作性に関してはそのデザインと合わせていろいろ言われておりますが、僕は「これはこれでアリ。むしろかなり使いやすい。」んじゃなかろうかと。
一番言われているのはモードダイヤルの位置ですよね。他の一眼レフは軍艦部と言われる肩の部分に大体ダイヤルがあります。撮影の時はそのダイヤルを目で見て回して撮影に入るわけですが、、、常々思ってたんですけどアレって回し辛くないですか?
機種によっては指が届かないから持ち直すし、上から覗かないと今のモードがわからなかったりするし。
昔のカメラがダイヤルで操作していただけで、デジタルになってまで同じダイヤルで操作しなくていいと思うんだけどなぁ。
その点、K-S1はアリです。僕がそこそこ手が大きいというのもありますが、右手親指で大体なんとでもできるし、持ち帰ることも必要ない。慣れてきたらファインダーから目を離さずに親指でダイヤル操作してモード変更もできました。(光る機能を全く使ってないですがw)
MZ-SやZ-1pほどじゃないですけど、使いたいモードを思った瞬間に縦横無尽に切り替えられるってやっぱり気持ちいいですし、それができるこのインターフェースは結構お気に入りですね。
【イマイチな点】
1. 欲をいえばハイパーマニュアル使いたかった
ただ、ペンタファンとしてはグリーンボタンを十分に活用できるようにダイヤルが前後に欲しかったり。。。矛盾してますかね笑
とりあえず僕はグリーンボタンは絞りのプレビューに使っています。
まぁ、一度ペンタックスの上位機種を使わない限りあまり出ない悩みです。実際他のメーカーのカメラも使いやすいインターフェースの種類いっぱいあるし。
その中で、パラメータを弄るダイヤル一つでデザインした場合一つの答えになるのかなぁと思うので、K-S1はこれでいいのです。きっと。
使ってみた感想、雑感
まずびっくりしたんですが、最近の一眼レフは画面のデザインというか、画面の枠とかのカラーが選べるんですね。初めて起動した瞬間に「画面表示の色はどうするよ?」って選択画面が。
いいですね、細かい気配りというか、こんなもの別に撮影に必要な機能じゃないけどカメラに相棒感を感じます。
僕は外のライトに合わせてライトグリーンにしてみました。
あと、ボディのライトは特に気にならないです。まぁいざという時には消せるらしいし、以外と派手派手ではなく慎ましく光ってくれるので、カッコイイ以外の感想はありませんでした。逆にいうと今のところそのレベルの機能です笑
一応光らせてみました。
ねぇ、格好良くない?サイコフレーム光ってない!?
赤くしちゃおうっか?ねぇほら。
動画モードです。赤いです。。。がグリップの部分は赤くならないんですね。ちょっと残念。まぁこんなの残念がるの人もそういないでしょう。そもそも動画にはいらない機能ですから。
また、気になっていたON/OFFスイッチと一緒になった動画モードスイッチですが、確かに使い始めの頃は電源をONにしようとして勢い余って動画モードにしちゃうことがありました。ただ数回ON/OFF繰り返すとコツをつかみましたね。指の先に引っ掛けてON/OFFを切り替えると行き過ぎちゃいますが、指の腹で切り替えれば全く行き過ぎることはなくなりました。
あとはセンサー性能の圧倒的な向上で高感度にすごく強くなってますね(K-01と比べてですが)
作例(まだまだ試し撮りですが)
すべてjpeg撮って出しですが、サクッと撮影したものを載せていきます。
暗所ばかりだったのはその日お出かけしたところが暗かったからということで、、、
なおレンズはsmc PENTAX-DA 40mm F2.8XSをつけっぱなし。
カリカリで癖のあるレンズなので中心部の解像感は優秀ですね。他のレンズも相性を調べてみたくなります。
なお、装備するとこんなルックス↓
小型ボディ&薄型レンズ故、取り回しがものすごく楽です。
シーンモードやデジタルフィルターなどはおいおい使っていきます。
ホワイトバランスはGXRで慣れているマルチパターンオートに設定。
そのうちApertureを弄ってフィルムカメラ風にRAW現像できるようになりたいですねぇ。
まだまだ使いこなしているとは言い難いですが、だんだんと仲良くなっていこうと思います。
触ってみたら想像以上にいいカメラでしたね。
コツコツ写真をあげていくと思いますんで、また是非みてやってください。
初心者向けにこのカメラの楽しみ方を考えてみました。
こちらからは以上でーす。
[以下、テンプレ]--------------------------------------------------
「flickr」始めました。(ちゃんと弄り始めました)
たまに更新します。ブログに載せる以外の写真がたまに載っております。
ぬーんと眺めてやってください。
*1:オリンパス/パナソニックのマイクロフォーサーズやユニバーサルマウントといわれるものなど