ゆとりが原付で日本縦断した42日目。長崎は今日も雨。長崎×中華街×慣れないカメラ散歩
前日は大雨のせいで道の駅で寝たのだった。更新が前すぎて忘れているかもしれないけれど
どうも、僕です。
いや、もうね。本当に申し訳ない。まさかこの「2012年に僕が当時の彼女に振られた勢いで免許を取って原付で日本縦断に出てしまったシリーズ」の更新が滞ってしまうなんて、こんなにも間が空いてしまうなんて思っていなかった。(説明感)
なお、ここまでの旅の様子なんてわすれちまったよ、って人は下記のリンクからまとめ記事を見て欲しい。振り返ってここまで追いついたらこの日の更新分が一層楽しいはずだ。
覚えているだろうか?前日はシャレにならんくらいの豪雨だった。だいたいこんなに雨に振られた次の日の朝は心が折れている。もう本当に旅なんかでたくないよう、ずっとテントの中で暮らしていきたい、なんて思っている。
出よう、外へ、食べよう、美味しいものを。そうやって自分を鼓舞しながらご飯で自分のモチベーションをあげるのだ。
僕のモチベーションはコンビニ弁当で簡単に急上昇する。僕の心体は庶民らしさでできている。
さて、この日は長崎市内まで南下をしていきたい。雨がぱらぱら降ってくるので実は観光したかった佐世保などはスキップ。途中の風景を楽しむこともあまりせず、ひたすら目的地を目指すのだ。
途中の道の唯一の長崎感。風車ことネーデルガンダム。これをわかってくれる人はいるのだろうか。
早い時間に長崎市内を目指したのはなんでなんだろうか。4年くらい経って今想像するとやっぱり疲れてたんじゃないかな。前日は九州が苦手になるくらいの大雨に降られて心も身体もゆっくりと休めたかったのだろう。
長崎県内の観光をすっ飛ばしてお昼過ぎには市内へ入った。途中電話でゲストハウスの予約を取っていたので、この日はベッドでゆっくり眠れる。先ずは早々にチェックインしてしまって重たい荷物を全て置いてしまおう。たまには原付でなく散歩で旅を楽しむのもいいんじゃないかな、なんて思っていた。
この川沿いに宿はあった。昼間は落ち着いたいい感じの雰囲気。
チェックインもそつなく(そつがあった事が無いのだけど)終わらせ、宿の人にこのあたりの楽しい散歩スポットを聞いたので散歩へでよう。徒歩なら中華街くらいまで行くといろいろ見るところがあって楽しいらしい。いいのか?こちとら大きな中華街の或る横浜から来たんだぜふふふ、なんて息巻いてみつつテクテク歩く。
旅先の風景は何を目にしても楽しい。本当に楽しい。どれも不思議に心惹かれる(あと突っ込みどころが多すぎたりする)のはなんなんだろう。自分がその場所の文脈を全く分からないから、っていう異邦人としての楽しさなのか、地方がはっちゃけちゃったのか笑
何故長崎で龍馬なんだ。。。何故竜馬がビールを飲んでいるんだ。。。
角煮まんじゅうちゃん!!!出てるよ!中身出てるよ!!
きっと異常者みたいにきょろきょろしながら歩いていたんだと思う。そんな感じでちんたら歩いていたら中華街が目の前に現れた。。。んだけど気持ち小さいかなw 流石に横浜みたいに何本もの道が中華街になっている感じではないみたいだ。その分凝縮感というか、紅さというか、色味の印象が結構違うなぁと。
メイン通り。凝縮された紅さが凄い気がするの。
それにしてもさすがに4年前の写真なので下手くそだw 当時手にしたばかりのGXRの使い方が全く分かっていないのもあるけど、あとから見ても何が撮りたかったのか良く分からん笑 それと比べると最近の自分の写真はマシになったなぁなんて思う。
どこの中華街にもあるんだなぁこういう色々なお土産を所狭しと並べたお店。
道幅は狭めだけど、看板の感じは正しく中華街のそれ。こういう風景はフルメタルパニックを思い出す。
馬に食われる相棒。
多分楽しかったんだと思う、このとき。だってココには乗せられなかった数倍のピンボケやら手振れ写真を量産していたのだもの。慣れないながらも目に入る色々珍妙なものが全て僕をワクワクさせたに違いない。(選別していてちょっとは上達してくれよ、とは思った)
さて、夕飯は適当に周りで購入して宿で食べようかな。ゲストハウスで飲むコンビニの缶ビールは割りとこういう旅の醍醐味だと思っているからね。
路面電車ってなんでこんなにカメラを向けてしまうんだろう。今でもそうだ。
宿への帰路ではもう陽が落ちてきていて、来たときとは違う風景が目に入ってくる。
長崎市は歴史もあるからなんでもない道も雰囲気が素敵だ。
宿の周りにある、メガネ橋。昼間のメガネ具合はこんなものだけど、、、
陽が落ちてくるとあたりの街灯が川に反射して華やかさが足される。石でできた橋も素敵だ。
ただ悔しいなぁ、今だったらもうちょっと魅力的に撮れると思うのに笑
宿では想定外に宴会というか、交流会みたいになった。たまたま皆さん別々に集まった旅行者が持ち寄りのお酒でわいわいケタケタ。こういう雰囲気は楽しいな。
宿に集まった皆さん。右下の男性にはこのあとある場所で再会する事になる。
神戸から来た女子大生。いけるだろ、みたいなノリで一人でバックパッカーやっていた。次は世界だそうだ。
次の日は海に出よう。廃墟好きが一瞬でテンションMAXになる長崎のあの場所へ行くことにする。