クロスバイクでロードバイクに着いてくための作戦 その1
RICOH GR10
"かっこいいなぁしらす2号。マットにテカってる。ロングライドでは全身黒で行こうか。"
どうも、僕です。
4月頭にロードレーサーに連れられて熱海へサイクリングという名の「死の行軍(デスマーチ)」へ連れられることになった僕。
ロードバイクに着いていく必要が出てきた。人生は何が起こるかわからない。 - 銀塩日和
そもそも生まれてこの方運動不足でスポーツマンだったことは一回もないデスクワーク派。椅子に座って苦いコーヒーを嗜んで文庫本片手に頭の良さそうな横文字を口から吐き出してればよかった人生。
そんな僕があと2週間ちょっとで筋肉の塊共のハイスピードについて行って100km走りきれる条件を整えなきゃいけなくなったのですわ。
うん、無理。
26年間机にかじりついてた「机くん」の僕には体力も筋力もないわ。
出来るとしたらデータ勝負しかないわ。
まずは自転車で体を鍛えよう。
僕の体はコツコツ鍛えるしかないとか言いつつ、最近はトレーニング量を増やしてるんですよ。夜練とかしてます今。
仕事がいい感じに片付いてきたので、「業務が終わった瞬間会社から飛び出て家に帰って自転車乗って多摩川まで走って帰って来たらご飯食べる」、まさしく帰宅・自転車・夜ご飯のトライアスロン。途中フードファイト要素あったけど気にしない。
でもでも、それをあと2週間続けてもたぶん僕をデスマーチに誘った筋肉野郎どもには追いつけないことは明白。
ならば、自転車のマシンスペックをあげて少しでも速く走れるようにならなければならない、ビバ科学の力。
自転車に工夫が必要?
そもそも彼奴等は「ロードレーサー」
ロードレース用自転車に準じるが、競技使用を前提としなければ競技機材規定に拘束されず、またトライアスロンは自転車競技(ロードレース)ではない為、厳密にはロードレース用自転車ではない。高速走行性能を優先して設計されるが、空気抵抗の点ではさらに先鋭化させたリカンベントも存在する。どろよけやスタンドなど走ることに不要な部品は基本的に装備せず、前照灯や後部反射板を備えていない車両も存在する。溝が浅く少ない幅の細い高圧タイヤを履き、転がり抵抗の減少を図っている。基本的にドロップハンドルと呼ばれる特徴的な形状のハンドルをもつ。部品、素材は開発が続けられており、自転車の中で最も軽量化が進んでいる。
つまり軽くて・速い自転車。
まとめよう。デスマーチの先頭を走るあいつらは
筋肉 × 速い自転車
でも僕は「クロスバイク」
クロスバイクとは、自転車の形態のひとつ。元々はオフロード用の自転車であるマウンテンバイクのフレームとコンポーネントをベースに、整地・不整地走行を両立できる車種として生まれたもの[1]。現在、多くはロードバイク同様の700Cというタイヤサイズ、フラット型のハンドルバーという特徴がある[2]。路上でも路外でもそこそこの走行性能をもつため、英語圏では「ハイブリッドバイク」、または「トレッキングバイク」などと呼ばれる。
つまりそこそこの自転車
うん、阿呆でもわかるね、僕は
貧弱な肉体 × そこそこの自転車
...勝てなくない?
...普通貧弱な肉体を補うなにかがあるもんじゃない!?
よし、クロスバイクをもっと速くしよう!
僕の脚になる自転車は去年の末にダイエットのために買ったしらす2号こと「SPECIALIZED Sirrus Sport」。
購入の目的も、自転車屋さんで店員のお兄さんに伝えたのも「通勤で使いたいので、いい感じのクロスバイクありますか?」だった。
そんな経緯で出会ったクロスバイクなので、当然「熱海に行くためのクロスバイク」じゃない。
快適な走行のため、各種パーツはセッティングされている。
32cという太めのタイヤ(ロードバイクは23cとか)、お尻にやさしいサドル、乗り降りしやすいペダル。
素敵な朝の爽やかさで業務を始められるために考え抜かれたクロスバイク、それがSirrus Sport。
明日あたり点検も兼ねてこいつを購入したセオサイクルへ相談しに行きます。
ネットで調べたにわか知識でもっと速くするためには
- タイヤの交換。もっと細く。
- ホイールの交換。もっと細く。もっと軽く。
- ペダルにトゥークリップを装着。(ペダルに足を固定するやつ)
- 空気抵抗少なめなスパッツみたいなの着る。
ですねー。この辺は。ただ基本的にはお店のお兄さんに相談してからだとは思うので、明日聞きます。
「すみません、クロスバイクでデスマーチに行きたいんですけど〜」
って聞きます。
あと、あったほうが便利らしいものもいくつか手に入れようかなって。
- サイクルコンピュータ(速さとか測る奴)装着。
- ボトルホルダー(飲み物とかのボトルをいれるやつ)。
- ヘルメット
- サドルバック
そんな感じです。
そうです、ここまで読んでいただいてわかるかと思うのですが、如何ともしがたい実力の差は
お金で解決します。
ハハッ!そうは言っときながらロードバイクのほうがクロスバイクより圧倒的に高額なのは秘密だぞ!
→改造と熱海その後